泥棒市とバカリャウとナタ(2017年旅)
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毎週土曜日にリスボンのサンタ・クララ市場で
泥棒市(Feira da Ladora)が開かれていると知り
行ってみました!
市電の28番線の、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会で下車してすぐです。
アンティークな食器や、アクセサリー!フリーマーケットのような感じでしょうか?「持ってけドロボー!」的な意味合いか、ゆっくり見ていたら半日はかかってしまう楽しさでした。
ふと、建物の天井を見上げたら、
あら?カラフル
よく見たら、カラフルなバケツ?
もしかしたら、ポルトガルのアゲダという地方で行われる傘祭り?のバケツ版なのかな?
時期が合えばこの《傘祭り》にも行ってみたかったです。
↑※画像はお借りしました。
いつか!ポルトガルの傘祭りを見られることを夢見ています
そしてベレン地区にやってきました。ここには、有名な「発見のモニュメント」があります。大航海時代のポルトガルの偉人の彫刻で、かなり大きいオブジェなので、カメラ全体が入りきれないほどです。
思えば遠い昔、
バスコ・ダ・ガマとか?勉強したような気がするだけで、全く覚えていないのですが、
海を向いているようですが、目の前は川(テージョ川)です。
それにしても、昔の人たちは、豪華客船も、飛行機も無い時代に、よく小船のようなもので世界を旅したものだなぁと、つくづくその危険を考えるとアッパレです。
多くのポルトガル人航海者が辿った航路を示す世界地図のモザイクがあって、日本に上陸した1541年が記されていました。
そういえば、長崎のカステラや金平糖、などのお菓子もポルトガルから入ってきたもの、多いですよね。馴染みがあるんですね。
そんなことを考えていて
観光名所のジェロニモス修道院(中には入らず)
を正面だけ見て、
お菓子の方を選びました(笑)
パステル·デ·ナタ(エッグタルト)のお店です。
パステル・デ・ベレン
こちらは有名なナタのお菓子屋さんで、長蛇の列です。
すみません、ひと口パクッとした後です。
この、ナタ、まだ焼きたてで、ほんのり温かく、
そしてまわりのサクッとしたパイ生地からフワッとクリームがあふれてきて、ヤミツキになりそうなお味でした。いつもは甘いものより、酒なんですが!
これは美味しかったですねー。
そしてね、ポルトガルと言えば!
バカリャウ!!
干した鱈(タラ)なんですが、お店に行くと
けっこう大きなものが売ってます。これを何日間か水に戻して調理するんです。保存食なんですね。
バカリャウのコロッケ専門店まであるんですよ。
日本でもタラを食べますが冬だとお鍋とかが中心ですよね。
干し鱈がいろんな調理法で食べられるのはポルトガルならではです。
前菜に出てくるものに、バカリャウのコロッケがあります。(日本の居酒屋の付き出しみたいなので、勝手に出てきます。)
バカリャウ料理を食べた〰い‼と
こちらのお店にやって来ました。
偶然、見つけたこの店は外からキッチンが見えるようになっていて、ちょうどバカリャウ料理を作っているのを目撃。けっこうお昼時は並んでいます!
並んでいるお店は、間違いないっ!
最初にSopa(スープ)
コクのあるポタージュ。
こちらが
バカリャウ・ア・ブラス
ポルトガルの家庭料理で、千切りのフライドポテトと干し鱈と玉ねぎを卵でとじたお料理。
白ワインが、もうすすみすぎです。
デザートはやはり、こちらの定番のプリン。
コクがあって卵たくさん、使っている系の
しっかりした(昔懐かしい家庭の)プリンの味わい。
リスボン、すべてのお店の料理が私の好みで、大満足でした。
そして、ポルトへ電車で向かいます。
電車を予約大変あるアルアルは
次の記事で。
つづく。