見出し画像

ライオンのおやつ/小川糸


死ぬ時にどのように死ぬのか。
それまでいかにして生きるのか。
主人公の死と隣り合わせの瀬戸際の状態から始まる物語、共感しながら読みました。読み進めると、主人公が内側で葛藤しながらも、光を向き生きている姿、生きていることで周りに与える善きもののを形が見えてきて、主人公の生き様の美しさを感じる。私は周りに善い影響を与えているのかな?自信がない。だけど、こんなふうに光を向いて生きていたいと思えて泣けてくる。

‘’人生は一本のろうそくに似ている。
生きることは、誰かの光になること。
自分自身の命をすり減らすことで、他の誰かの光になる。そうやって、お互いにお互いを照らし合っている。‘’

いいなと思ったら応援しよう!

sachico
よろしければ、サポートをお願いいたします。いただいたサポートは、大切に大切に、生活費として使わせていただきます。