誰かが待っているということ
やさしいピアノソロ ヒット曲ではじめる!
初心者ピアノ 〜バラード人気曲〜
I LOVE YOU クリス・ハート
作詞 H.U.B.・坂詰美紗子
作曲 坂詰美紗子
物事には全て意味がある。
そう思っている。
こうして毎日
ピアノを録音して弾いていることも
noteを綴っていることも。
それが何につながっていくのかは
まだわからないけれど。
でも
いつもどこか意外なところで
つながってくる。
ああ。
こう来るのかと思う。
それがまた楽しい。
昨日は、何を弾こうかと
楽譜本をペラペラめくっていたら
この曲に目が止まった。
一度弾いてみたけど
聴いたことのないメロディ。
知らない曲だった。
どんな人がどんなふうに
歌っているか知りたくなって
Youtubeで検索する。
オリジナルと思われる動画には
短編ドラマがついていた。
「私のことは忘れて。」
そう言って去る彼女。
後ろに隠していた手に
指輪の箱を持っていた彼。
2年前の今日。
わたしは、うつ病を発症した。
こんな奇妙な願望が
頭から離れなくなった。
翌日もその翌日も
その願望から逃れられなくて…
noteに
遺書のような想いを書くことにした。
それが、noteとわたしのはじまり。
誰にも何も言われないところで
ひとりで、たったひとりで
いなくなりたかった。
消えてしまいたかった。
「忘れて。」
という言葉をYoutubeで聴いて
ハッとした。
わたしがいなくなった後
周りの人はどんな思いをするのか。
何を想い、どう行動するのか。
それが
続編のドラマに
映像で綴られていた。
去った理由がわからず
いつまでも待ってしまうこと
諦められない気持ち
どうしても逢いたいと
彼女の面影を探してしまうこと
わたしがいなくなったら
周りの人は同じ想いで
ずっとずっと
わたしのことを探していたのかな。
そんな人が
わたしの周りにも
いるかもしれないということ
遺して逝くということは
そういうことだってこと
それを
楽譜本で気になった一曲から
つながってつながって
気がつくことができた。
不思議なご縁。
待っている人がいるということ
その人は
わたしに
生きてここにいてほしい
と心から願っているということ
そんな人が
わたしにもいるのかもしれない
そうほんの少し思えるようになったのは
noteのおかげ。
noteの人は
わたしのことを笑わない。
noteで本音をさらしても
笑わず読んでくれる。
心を開いても
笑わずに受け止めてくれる。
こう書くと
が、嫌なのかもしれないと気づく。
相手はそんなつもりはなくても
馬鹿にされているような気がする。
「ハハハ。気にしすぎだよー。」
「ふふ。考えすぎ。」
考えることは
悪いことなのかな?
別れた後
こっそり言われてる気がする。
「あの人、変わってるね。」と。
本人がいないところで
話す感想は
悪口ではないのかな?
違うことを拒否する集団本能に
自覚はあるのかな?
そんな理由もあり
集団は怖いと思っているのかもしれない。
そう思うと
noteは笑ってるかどうかわからないから
気兼ねなく書けるのかな?
いや。そんなことない。
いただくスキもコメントも
真摯な気持ち、飾らない言葉を
いつもいただいている。
と教えてくれたのもnoteの中の人だ。
なんにせよ
少なくともnoteの世界には
わたしを必要としてくれている人がいる
と感じることができるので
突然いなくなったりはしない。
約束します。
うつ病から2年。
生き抜いた自分を褒めようと思う。
待っててくれる人がいる。
その幸せを噛みしめて
生きていこうと思う。
忘れてほしい。
ではなくて
そう思えることに感謝して。