サンタさんがお家に来る日
我が家のツリーは11月中旬頃に出し始める。
今年は長男と次男が1番上の星を取り合いながら賑やかに飾り付けた。
12月初め頃には、私もそわそわと
「今年のプレゼントは何をお願いするの〜?」
と探りながら聞いてみる。
サンタさんの交渉
次男 「トミカのおもちゃ!」
ママ 「トミカ好きだもんね〜」
「サンタさん来るといいね〜」
長男 「ぼく、セグウェイがいい!」
ママ 「…ん!? おいおい、セ、セグウェイ!?」
内心焦りつつ平常心を装って、
ママ 「い、いや〜、でもさサンタさん困るんじゃないのー?」
「だって、学校にセグウェイで行っちゃダメだし、そこら辺で乗ってる人いないじゃん?」
長男 「え〜でも、休みの日とか公園に行くときに乗りたいの!」
その後数日は何回かこの交渉は繰り広げられた。
何度か言っているうちに私も意地になってきて、
「じゃぁ、習い事ももう送り迎えしないから、セグウェイで帰ってきてよ! すぐ使わないなら売るから!」
などと大人気なく言ってしまった;
でもその後、冷静に考えたらセグウェイって公共の場で乗っていいのか?
そこを調べるべきだなと;
結局、調べたら免許が必要とのことでセグウェイを公共の場で乗れる年齢ではなく、あっさりと断念できた。
サンタさんの胸の中
クリスマスが近づくと、もうアラフォーの私もやっぱりウキウキと心が弾んでくる。
昭和世代だからとは偏見だけれど、私はやっぱりハロウィンよりもクリスマスの方が大イベントな感じがしている。
毎年クリスマスイブの夜に用意していたプレゼントのラッピング。
今年は少し早めにイブの朝方に目が覚めラッピングをしていた。
ふと、
“ あと、何年サンタさんでいられるのだろう。”
と考えて手が止まる。
「サンタさんってお母さんとお父さんだってお友達が言ってた」
と、今年長男から尋ねられたとき、
(あー、もうこんな年代なんだ)と思って寂しくなった)
とっさに、
「ふーん、そうなんだぁ〜」と誤魔化したが、
もう少しで私がプレゼントを用意していたことに気付くのだなと思う。
次男はもう少しで5才だから、あと数年はサンタさんになれるだろうけど、自分の子供でさえ成長していくのは本当にあっという間。
成長は嬉しい反面、寂しさもある。
2人に挟まれ、ぎゅうぎゅうになるベットも
毎日が愛しい日々なんだな。
クリスマスプレゼントを用意している、
そんな幸せな夜を思い出せるよう、
写真や動画、文章で未来の私にも貯金していこう。