台湾の冬の果物 鳳梨釈迦頭（パイナップル釈迦頭）が出回り始めました❣️ そして、大きな晩白柚も‼️
以前、台湾のポピュラーな果物たちの記事をアップしたときに、とても人気の［釈迦頭］も取り上げました。
その中で、私はまだ食べたことがない果物として［鳳梨釈迦頭］について触れています。
出回る期間が12月から2月くらいまでということで、気をつけていたら、11月の終わり頃に見かけたので喜んで買ってみました。
形が普通の釈迦頭が丸い形をしているのに比べて、少しとがったような長めの形です。そして、表面の凸凹感が釈迦頭より少しゆるい感じです。
台湾では［鳳梨釈迦頭］という名前、パイナップルの風味が感じられるからとか、もしかしたら、その形から？
これは、釈迦頭とチェリモヤを掛け合わせてできた物だそうで、［アテモヤ］という名前で食品成分表にも出てきます。
甘さは他の果物よりダントツ高く、糖度26度ほどもあるとか。
でも、カロリーはバナナと同じくらいで、100g当たり80kcal程度。体内の塩分を排出してくれる成分のカリウムもバナナと同じくらい含まれています。
とても甘いとはいえ、この数値を見るとちょっと安心、嬉しい😊
日本でも、沖縄や奄美諸島などでつくられているようですね。
日本ではとても高級な［アテモヤ］、
さすがフルーツ王国の台湾では、お手軽に買えます。
私は写真の500gくらいの大きさのが日本円にすると200円くらいで買えました。
私が見つけたのは、近くのスーパーマーケット、野菜や果物が新鮮でよく利用しています。
見た目はしっかりしているので油断していたら、意外と早く熟してしまいます。押してみると、柔らかくなっていて、慌ててカットしました。
［トップの写真は皮を剥いて縦に8等分くらいに切り分けたもの］
切ってみると、真っ黒でツヤツヤした、7-8mmほどの種があります。
この種はポロリと取れて食べるのに邪魔にならず、とても食べやすいです。
相当甘いのを覚悟していたのですが、甘さと共に程よい酸味も感じられるせいか、口に入れると滑らかなクリームのような舌触りながら、すっきりと食べられる美味しさです。
こんな素晴らしい果物が手軽に食べられる！
やっぱり台湾は果物王国❣️
我が家に［晩白柚］が届きました❣️
日本で1〜3月頃が食べ頃の高級ボンタン［晩白柚］がありますね。
その96%は熊本県で生産されているそうですね。年末年始の贈答品というイメージがあります。
何とこの晩白柚の名前は台湾由来だとか。
台湾で果肉が白いみかんを”ぺいゆ”と呼んでおり、熟すのが遅いので「晩白柚］とされたそうです。
11月の終わり頃、台湾の東側の方にお住まいの我が家の家主さんから、大きなザボンが届きました。
どうも、晩白柚のようだと思って調べてみると、台湾では［白柚仔］と呼ばれるもので、日本の晩白柚と同じ物らしいことが分かり、とても嬉しくなりました♪
Googleで調べてみると
その歴史は、1930（昭和5）年に台湾から鹿児島県果樹試験場に白柚（ぺいゆ）の株が持ち込まれ、
研究の結果、熊本県八代市で栽培されることになり、現在は八代市の特産品になっている、という経緯があるようです。いただいたものは、1個が1.5kg程。見た目よりずっしりと重いです。
「もう食べてもいいですよ」とのことでしたが、日持ちもするものだし、しばらく置いた方がより美味しいだろうと、飾っておくと、とても良い香りを楽しませてくれました。
いよいよ、食べてみることに！
皮はそれほど厚くなく、身はギッシリ！一房ずつが大きく、砂じょうはやわらかく酸味と甘味のバランスもとてもよく、本当にジューシーで食べ応えもあります。
日本にいた頃食べていたものはもう少し身がぎっちり少し硬い果肉だったような気がしていたのですが、、。
台湾の白柚仔の大ファンになりました。
香りの良い皮もそのまま捨てるのは勿体無くて、一番外側のやフラベド（外果皮）から白いわたのようなアルベド（内果皮）を削り取ったもので、オレンジペールのようなものを作りました。
細切りにしたものを、一度茹でこぼしてから砂糖とレモン汁を加えて煮詰めました。
結構硬い皮なので、長く煮てもしっかりした感じです。
パウンドケーキやクッキー作りに利用していこうと思います。
台湾では、中秋節の頃に文旦や月餅を送り合ったりする習慣があります。
すこし先が尖ったような形をしています。大きさはいろいろあります。薄緑色から少しずつ黄色くなり、皮が皺っぽくなったくらいが甘みも増してとても美味しいです。
この文旦、台湾では［柚子］と呼ばれ、とても人気の果物でです。長く保存して楽しめます。
今年は、柚子狩りにも連れて行ってもらって、沢山楽しみました❣️
柚子が終わって、こんな美味しい［白柚子］が待っていたとは！
［白柚子（晩白柚）］との出会いは
本当に嬉しいことでした❣️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？