【読書ノート #7】『運転者 未来を変える過去からの使者』
運転者、運を転じる者。
今回は小説です。
Amazonでベストセラーになっていて「なんとなくおもしろそう」と思い、購入した本書。
選んで正解、学びがある本でした。
努力しているのに、なかなか結果が出ない
何をやってもダメだ、自分は運が悪い
そう感じている方が読むと、何かヒントを得られるかもしれません。ネタバレになるので、本書を読まれる方は読了してから<学び&気づき>をご覧ください。
※ちなみに、2022/2/23現在、Prime会員であればKindle版は追加料金無しで読めるみたいです。出会うタイミングがもう少し遅ければ…。笑
《今回読んだ本》
<読む目的>
楽しむため(だったが、結構学びがあった)
<学び&気づき>
運が劇的に変わる場が、人生にはある。
上機嫌じゃないと幸せの種には出会えない。損得ではなく、興味を持って人や物事に接すること。
運はポイントカードと同じ。先に貯めて貯まったら使うことができる。何もしていないのにいいことは起こらない。周囲から“運がいい“と思われている人は、運を貯めて使っただけ。
今日頑張って、明日すぐ実になることはない。どんなに早く育つ種でも、種蒔きをしてから収穫までに時間がかかる。
自分の人生は、延々と続く命の物語のほんの一部。貯めた運は物語全体で共有できる。自分が生きたことで物語にほんの少しでもプラスの影響を与えられればそれでいい。
他の誰かと比較するのではなく、自分の人生に集中する。
自分がすでに恵まれているということに気づく。あらゆる奇跡の連鎖により命の物語が繋がってきたからこそ、今ここに存在している。
最初は「最悪なことが起きた」と思っても、それが将来の幸せにつながることがある。「むしろよかった!」と受け止めると案外楽しめる。
<アクションアイテム>
笑顔で生きる、日々を楽しむ
嫌なことが起きても「将来いいことに繋がるかも」と考えてみる
<一言>
忙しない現代社会で生きていると、どうしても視野が狭くなりがち。
宇宙規模の話や命のつながり等もっともっと大きな時間軸で物事を捉えて目線をグッと上げることで、視界を広げることができる。
ビジネスの場で時折聞く、「鳥の目(俯瞰する)」「虫の目(近くで見る)」「魚の目(時流を読む)」の“3つの目“は、人生においても有用であると感じた。
目の前のことに一喜一憂して翻弄されている時こそ、3つの目を行き来して冷静に対処するよう努めたい。
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