朝目覚めた時から、夜眠りにつくまで☆
朝、一番遅く起きるのは
5歳の息子です。
目が覚めると、
2階のベッドから「おーい」と呼ぶ声がします。
自分一人ではあまり降りて来ない(笑)。
でも一度、私が1階のキッチンで
「き・つ・ね~♪ た・ぬ・き~♪」とヒガシマルのかぞえ歌を歌っていたら
続きを歌いながら、一人で降りてきたこともあります。
でも、
だいたいは、
ベッドから「おーい!」です。
そして誰が行くかは、その時、手の空いている人。
でも、
だいたいは、
夫と娘です。
ワイワイガヤガヤ、3人で降りてくる。
最近は私が行くことも。
見に行くと、まだ布団の中で目をつぶっている(笑)。
ここで「さあ!起きよう!」と
布団をめくったりはしません。
さっと私もベッドにもぐりこみ
隣で添い寝。
すると、
息子は「え!来てくれたの?」というような
驚いた表情の後に、
何とも幸福感に満ち溢れた笑顔になる。
それを見るたびに、
こんな些細なことを幸せに感じてくれるんだなぁと
こちらが感動してしまう。
たった1分でも同じ時間・同じ心地を味わうこと、
まだ起きたての夢心地の状態を一瞬で終わらせない事、
ただそばにいる、
それだけでこんなに笑顔になってくれる今の時間を
大切にしたい。
朝は忙しく、1分でも重要と言うけれど、
その1分を私は息子と添い寝する時間に使いたい。
子供にはできるだけ沢山笑顔になれる時間をあげたい。
笑顔が多ければ多いほど、心豊かになれるのではないかと願って。
それがたった1分のことであっても。
それを疎かにはしたくない。
1分添い寝したら、抱っこをして起こし、
手をつないで1階へ降りていきます。
もうあと何年かしたら、
お母さんが添い寝しても嬉しくないよね(笑)。
朝一番に、幸福を感じられたら、
日中の忙しさで忘れてしまっても
どこかにまだぬくもりが残っているような、
それはきっと、
夜、眠りにつくまで。
そしてまた朝を迎える。
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この記事は下記 #第二回ほっこり大賞 に参加しています。