【心理学】第90弾 デビッド・D・バーンズ うつ病から抜け出す手がかり
こんにちは( ̄▽ ̄)ノシ
今日は風が強くて花粉が舞っているのか
鼻のムズムズがとまらない
さび抜きでございます⊂((・x・))⊃
皆さんは大丈夫でしょうか?
花粉症の方にとってはしんどい季節が
来ましたね( ̄▽ ̄;)
さてさて今回のお勉強なのですが
キャリコン試験でも出てきた
認知心理学の先駆者
アーロン・T・ベックさんと深く関わりのある
デビッド・D・バーンズさんについてです( ´ ▽ ` )
うつ病の治療に関しても
深く関わっているものであるので
うつ病について学びながら
お勉強していきたいと思います(`・ω・´)
⭐︎⭐︎⭐︎
【デビッド・D・バーンズ】
アミヘルスト大学を卒業後、スタンフォード大学で医師の資格を取得。ぺンシルバニア大学で精神科医の訓練を受け、医療センターの精神科医部長代理として勤務。1975年脳内の化学作用の研究に対して生物的精神医学学会からA・Eベネット賞を授与される。ハーバード・メディカル・スクールの客員研究員を経て、現在はスタンフォード大学医学部で非常勤の兼任臨床学教授として精神医学および行動科学を教えている。
バーンズさんは認知療法という新しい治療法の確立に貢献した人で、思考と感情が互いに影響し合う実態を認識すれば、ひょっとしたら人生が変わるかもしれないと考えていたようだよ( ´ ▽ ` )ヘー
【うつ病とは?】
1980年代以前、うつ病は心理学の世界ではガンのような(広く知られているが治療が難しい)病気だった。おまけに、それにまつわるタブーが原因で症状が悪化するケースがほとんどだった。
現在、うつ病と検索するとこのように出てくる。
「うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態。 脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。」
うつ病は昔から治療が難しいものであったのだね_φ( ̄ー ̄ )
うつ病の方に対して言ってはいけない言葉って確かな知識としてあまり詳しく知らない人でも何となく知っている人が多いのではないかな。
現在のうつ病と検索すると「脳の機能障害」とか「脳がうまく働いてくれない」という文で書かれているけれども、脳自体に何か病気があるわけではないんだよね。
(`・ω・´)うつ病って難しいなあ。
【うつ病の助けになる認知療法】
ペンシルバニア大学で精神科のレジデントとして勤務していたバーンズは、認知心理学の先駆者アーロン・T・ベックと共同研究を行う。ベックは、憂うつや不安の大半は非論理的でネガティブな考え方の結果に過ぎないと考えていた。歪んだ思考を直せば、正常な精神状態に戻れると考えたのである。認知療法に関するベックの基本的な考え方は、次の3つにまとめられる。
①われわれの感情は全て「認知」つまり自分自身の思考によって生み出される。どのような感情を抱くかは、常にその時の思考内容に左右される。
②うつ病は絶え間なくネガティブな思考を続けた結果である。
③情緒不安を引き起こすネガティブな思考の大半は、明らかに間違っているが、少なくとも事実を歪めたものだが、われわれは疑いもせずにそれを受け入れる。
実際に認知療法と呼ばれるこの新しいトークセラピー(話し合い療法)を試したところ、長年治療してきたうつ病患者の多くが、否定的な気分から開放されるなどの驚くべき結果が得られたのである。
トークセラピーによって、
自分の誤って理解している歪んだ思考を正す事で正常な精神状態に戻る事を目指しているのが認知療法なのだね_φ( ̄ー ̄ )ふむふむ
でも、今までの歪んだ思考が蓄積して「うつ病」という形で現れたのだとすれば、トークセラピーってかなり時間もかかる大変な療法であることがわかるね( ̄▽ ̄;)
【うつ病を引き起こす主な原因】
認知療法では、うつ病は情緒障害とはみなされない。うつ状態の嫌な気分は全てネガティブ思考から生まれるので、そう言う考え方を正す治療が必要だと言うのだ。
バーンズが言っている、うつ病を引き起こす主な原因
①オール・オア・ナッシング思考
白黒はっきりさせないと気が済まない。
②一般化のしすぎ
たまたま起こったことでもいつも起こるかのように認識してしまう。
③マイナス化思考
良いことがあっても良いと思えず、悪く考えてしまう。
④結論の飛躍
根拠もなく誰にも分からないような事をを決めつけてしまう。
⑤レッテル貼り
人のちょっとした言動でその人の考えていることを決めつけてしまう。
など
なるほどね⊂((・x・))⊃
このような認知の歪みを理解することができれば、「今自分に生まれている感情は事実ではない」感情は考えを映す鏡にすぎないと理解できるようになるのだねヽ(´ー`)
【うつ病から抜け出すためのヒント】
不愉快な気分は、物事をネガティブに考え、それをあたかも事実であると思い込んでしまっているということにすぎない。感情は思考の産物であり、思考が正しいかどうかを何ら証明するものではない。
もし、ツラくてどう考えてもうまくいく気がしない。と考えてしまっている方がいたら、このうつ病を引き起こしてしまう主な原因を見て自分の心をチェックしてみることが出来ればきっと少し楽にはなるかもしれないねd( ̄  ̄)
考え方が変われば感情も変わる。
という考え方は、私もそうだと感じる場面はたくさんある( ´ ▽ ` )ホントダヨ~
では今日はこの辺で( ̄▽ ̄)ノシ
つづく
今日のお話に登場した
バーンズさんの本はこちらからヽ(´ー`)
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