Vol.9洋画「ミラベルと魔法だらけの家」~観るべき映画BEST5とかは好きではありません!ひねくれ者の映画好き~
いつもお世話になっております。
するめでございます。
するめは、サブスク地獄に陥っておりまして、いろんなサブスクへ登録しております。その中でも、ディズニー+は気に入っていまして、唯一ディズニー映画を配信で見れる他にも、ナショナルジオグラフィックやスターチャンネルも見れるのがおススメです。マーベルやスターウォーズも見れます。
ディズニー英才教育を受けてきたするめにとっては、ディズニー+はやっと配信で見れると喜びました。
今回は、ミラベルと魔法だらけの家
監督:ジャレド・ブッシュ、バイロン・ハワード
脚本: チャリーズ・カストロ・スミス
https://www.disney.co.jp/movie/mirabel
この作品は
ステレオタイプですが、アメリカ人が好きそうな社会問題を定義する作品になっているなと思いました。
社会問題とは?
というところなんですが、そもそもディズニー映画は、白人が好きなヨーロッパの童話がメインに作られることが多かったですが、近年は黒人の主人公やハワイ系、メキシコ系と移民国家らしく色んな人種の主人公にすることが多くなってきました。その中で今回はコロンビアの話。
そもそも、アメリカでコロンビア?
アメリカ大陸はコロンブスによって発見された大陸でコロンブスが見つけたころからコロンビアとアメリカは呼ばれていたのは御存じだとは思いますが、アメリカの首都であるワシントンD.CのDCは「District of Columbia」コロンビア特別区という意味だそうです。これは知らなかった・・。
で、このことからもいえるようにアメリカにとってのコロンビアというのは、特別な意味を持っているということと、コロンビアの国からの移民者も多い。そんな中のアメリカの根源のような話なのかなって思いました。
ストーリー
コロンビアの国で、不思議な家で住むマドリガル家では、皆何かしらの魔法「ギフト」を与えられるが、主人公であるミラベルだけはギフトを与えられる儀式の際にギフトが現れなかった。甥のギフトを与えられる儀式の時にミラベルだけが魔法の家がヒビが入って行くのを見てしまう。この家を守るためにミラベルは、奔走する。
ネタバレ!ネタバレ!
感想は
ディズニー社の根源である、ファンタジアのように魔法を使っているのと、音楽がラテン系が多く使われていて、ミュージカル部分が多くすんごくわくわくする映画。そもそも、ラテン系の音楽ってわくわく感を心に響かせる作用があります。あと、なによりも時代の変化っというのが分かる作品でした。最近のディズニー映画もピクサー映画もこの「時代の変化」これをフューチャーしている作品が多くなってきました。
ミラベルにギフトが与えられなかったのか?
冒頭のシーンで、ミラベルのギフトの儀式の際に与えられず、ドアに刻印がされなかったのですが何故でなかったのか。そもそも、カシータ(魔法の家)を操れたのは、ミラベルだけにみえる。おばあちゃんは分からないが、他の家族は、カシータの意志だけで操られている。
そもそも、ギフトを授かっていたのではないかと思う。
カシータを意のままに操れる又は、カシータを創れるギフトが。
なぜ、ドアに刻印されなかったのか?
他の家族のドアの刻印は部屋のドアだけど、ミラベルの場合は入口のドアに刻印されるので、そもそも場所が違うからだったと思う。だけど、おばあちゃんは、ギフトが与えられなかったと勘違いをしてしまう。
マドリガル家とはアメリカを象徴するような家族であるが、国を守ろうとするあまり壊れそうになっているというのが込められているからこそ、ラストの時に家族大切だと気が付いた時に奇跡が起こったのではないかとするめは感じました。
ブルーノの人気
海外では、このブルーノ紹介する歌「we don't take about Bruno」が大人気
ブルーノのギフトは、未来が見えていい未来も悪い未来もお見通し。他の家族同様にギフトを使うと悪い未来を言われた人は嫌な思いをして、ブルーノにぶつける。そんなこんなでブルーノは部屋からでる。居なくなってしまったと思ったら、家の隙間で住んでる。借りぐらしのアリエッティみたいに。
この、ブルーノ切ないんだよね。
ギフトは、街の人からすると役立つものばっかりではない。借りぐらしアリエッティをしている時はダイニングでみんながご飯を食べている時に同じように食べてるかのようにしていたり。少しずつ壊れかけている家を直していったり。家族思いなのにも関わらず、おばあちゃんが家族として思っておらず、「ブルーノの話をしたらダメ」ということになってしまう。
家族のあるあるじゃね?
この映画の感想を見ると、結構な割合でミラベルの疎外感が見てて辛いという意見があって、少し違和感を持ちました。さすがに、家族写真といってミラベルが撮られていないのは悲しいけど、仲の悪い従妹とか、自分に冷たい祖母とかあるあるじゃない?と思ってしまった。
あと、最後ミラベルが家を創り直した時に、ギフトを貰っている家族のドアは白紙になっていたので、そもそもおばあちゃんから「貰う」ギフトであってミラベルから「貰う」ギフトがあるのではないかな?と思ってしまった。
音楽のノリがいいし、英語の勉強にはとってもいい作品だった。
ほんだらまた!
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