私の就農失敗事例
更新が久しぶりになってしまいました💦
今までは私の農家になりたい理由などを書いてきましたがここからは就農して3年目
失敗した事 苦労した事を書いていこうと思います
これから就農する
したい!!って人の参考になればと思っています
私が就農する際に犯した失敗
1.家庭菜園程度でやれるって思ってしまった事
私は認定を貰う前にまずは自分に合う、土地に合う作物を選ぶ為、約30品目の野菜を家庭菜園で試してみました。
そこでうまく行ったきゅうりと枝豆に注目して、
県の経営指標を引っ張ってきて
今年はこれだけ取れたからこの規模やればこんぐらいの収入になるって甘く見積もってしまった…
2.家庭菜園と農業は全くの別物
正直家庭菜園で上手く行ったから
農業って簡単 農薬使わなくても行けるじゃんって甘い考えでした…
そりゃ家庭菜園で30品目の植えたとしても
管理する数は100行くか行かないか…
農家になった途端その数が変わります
きゅうりは10株から700株に
枝豆は20株から30000株に
当然管理なんて追いつきませんし
その分いいものは取れません
3.無農薬野菜ほど難しいものはない
うちの祖母は農薬を使わずに野菜を作ってきた
私も最初の頃は無農薬でってやってみたけど
管理の難しさに苦労
そして、よく虫の対策に牛乳や納豆汁を使うとか聞きますが有識者からしたら
牛乳なんて炎天下に放置したら腐るよね?
それ野菜にふりかけて安全って言える?
誰も検査してないし、承認もされてないよ?
って話を聞かされて
これが本当に安心安全な野菜なのか?と疑問を持った
更に身の中に入ってる虫を目にして
あぁこれは無理だと断念
4.何の為に野菜を作るのか
私はとある有機農家さんの元へ行った
そこで聞いた言葉は今でも忘れない…
無農薬栽培は儲かる為にやっている
安心安全と言えば売れる
社会が勝手そっちに動いてる
あるものを買ってくれればいい
わかってくれる人だけ買えればいい
農家も消費者を選ぶ立場
無農薬と言えば健康志向の人が集まる
サロンによる収入もできる
と、インスタ等で食の安全
農薬の危険性、食糧危機をはなす人が
そんな事言うんだと驚いた
そもそも自分で自信のある作物を作るんじゃなくて形悪くても買ってくれる人に売ればいい
価値わかる人に売ればいい
それって本当にやりたい農業か?と
自分に問いかけた
5.圧倒的な知識不足
それから私は農薬を使う慣行農家へと舵を切り返した
しかし、父は非農家 周りには付き合いのない農家だけ…
一年目は誰にも相談せずに独学でやった結果…
きゅうり一株から20本と言う恐ろしい結果に
700株植えても14000本 売値にして40万弱
こんなのは農家としてやっていけない💦
家庭菜園の時は一株から80本も採れたのに…
農家からしたら一株から200本採らないと
ダメって話を聞いた… 圧倒的に知識が足りてなかった…
・就農する上での注意点⚠️
ここから先は
¥ 150
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?