映画感想文「マイ・スイート・ハート」韓国映画の得意技、お笑いドタバタ人情劇。なかなか楽しめた
お笑いドタバタ劇。だけどちょっとしんみり。
それが韓国映画の得意とするスタイル。本作も正にそのカテゴリー。肩の力を抜き、リラックスしてみる、中年男女のラブストーリー。
お菓子メーカーの研究員チャ・チホ(ユ・ヘジン)は仕事は優秀だが、生真面目で冴えない中年男性。会社と家の往復で恋人もいない。
そんな彼がある出来事でシングルマザーのイ・イルヨン(キム・ヒソン)と出会う。苦労してきた彼女には他の人には理解されないチホの良さが理解できる。次第に彼の不器用な優しさに惹かれていく。
しかし、鈍感で恋愛下手のチホの奥手さも手伝い、二人の仲はなかなか進展しない。更にお互いの家族の邪魔も入り、危機を迎える。
さて、二人は愛を育むことができるのか。
そんなストーリー。
ポップコーンとコーラ片手に笑いながら見るのに適した映画。ツッコミポイントは満載なれど、畳み込むような勢いで押しまくり、ラストへとなだれ込む。
毎度思うことだが、この手の作品が多い韓国映画の裾野の広さに驚く。
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