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映画感想文「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」安定感ある作品。サプライズは上白石萌音

いったい、誰?

って、エンドロールまで全くわからなかった。凄いな、上白石萌音。

それがこの作品のいちばんのサプライズだった。

子供達が密かに通う、駄菓子屋「銭天堂」。店主の紅子(天海祐希)は御客のニーズに合わせてお菓子を選んでくれる。

勉強しなくてもテストで100点取りたい。モノマネがうまくなりたい。女の子にモテたい。

そんな願いも、紅子の選んだ不思議なお菓子を食べれば、たちまち叶ってしまう。夢のような駄菓子屋だ。

そんなある日、子供達の異変に気付いた小学校教師の等々力(大橋和也)。

しかし、それは子供達だけではなかった。いつの間にか、等々力の周りの大切な大人たちもこの魔法に侵されてしまっていた。

そこに「銭天堂」に対抗する、「たたりめ堂」のよどみ(上白石萌音)も加わり、人の心を惑わせる魔法が繰り広げられるのだった。

まあ、良くも悪くも想定範囲内な内容。安心して視聴できるとも言うし、驚きがないとも言う。そんな中で上白石萌音のよどみ、はサプライズだった。

おどろおどろしいよどみが、まさか上白石萌音とは思わなかった。女優さんて、化けるの、凄いなー。

そして主演の天海祐希。相変わらず何やらせても一定のクオリティで仕上げてくる安定感。しかもテレビも映画も出演作品数多い。なんていうか、色んな意味で安定感ある人である。

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