#散文
孤独の岬で手を振る人よ
元来人と言うのは
「孤独」を友として生きているのではないかと思う
とある投稿を読んでいて
私の中に呼びかける何かがいた
同じ時間に同じ場所にいても
同じ母と同じ父を持っていても
その人がどのように感じているか
今腹が空いているのかいないのか
どんな悲しみを持っているのか
こんな職業をしていてなんだけれども
そう言ったことは
たとえ言葉を尽くしても
当人以外には
届かない分け合えない
気負えども、気負えども
他人に尽くしすぎて疲れて
やおら自分の為に生きようと気構える
懸命に生きれば生きるほど
結局巡り巡って他人の為になってしまう
自分の為にばかり生きてきたと
やおら他人に尽くそうと気構える
懸命に生きれば生きるほど
結局巡り巡って自分の為になってしまう
世界なんて
そんな風にいい加減で
そんな風にちょうど良くて
だから適当に生きてても
結果同じなんじゃないかと思うの
肩の力