休職からの退職したときの、手続き一覧
2024年2月に退職したわたしの備忘録!間違いもあると思う!
病気退職、次の仕事は決まってない=無職、独身、ひとり暮らし のわたしの手続き。
福利厚生が整っていた会社に勤めていたため、「もう無理です。適応障害、2か月の休職が必要。」の診断書を持って行ったら、翌日からするっと休職に入ることができた。
しかし、同じ仕事に戻ることはできないと悟り、復帰せずに退職した。
転職組とは違い、退職後無職になるから自分で手続きをやらなければならないことが多かった…。
インターネットの海を彷徨いながら、いろいろ調べて役所に通うのがしんどかった…。
元気ピンピンの時なら苦でもなかったと思うけれど、まあ抑うつ状態で良く役所行ったり、驚きの枚数の書類を送ったりしたわ…。
休職〜退職への手続き・役所関係を思い出せる限り書いておく。
いつか誰かの目に止まった時に役立つように。
(いつかのわたしが、また同じことを繰り返していたらどうしよう!とも思うけど、未来のことは未来のわたしがどうにかしてくれるだろう)
休職制度
正確には
3か月の病気休暇(基本給の全額支給)
↓
治癒しなかった場合は最長3年の病気休職(基本給の3/4支給)
↓
治癒しなかった場合は休職(無給だが籍は置いておける)
という制度だった。わたしは病気休職15か月目で退職した。
この制度の良いところは、最低限基本給が入るため、お金の問題を大きく考えずに治療に専念できることだ。
(補足:わたしは看護師だったため、基本給+夜勤・超勤などの特別手当という給与の仕組みだった。よく看護師が言う「夜勤をしないとお金にならない」というのは、毎月4〜6回ほど夜勤をすれば、そこそこの手取りになる、ということであり、日勤のみだと、時給換算すると最低賃金にも満たないくらい手取りは低い。まさに命で給料を買っている。)
この制度の悪いところは、傷病手当を受給できないこと。
何度か総務に相談に行ったが、会社から給料支給があるため、傷病手当の条件に引っかからないと言われた。
【傷病手当とは】
要するに、業務外の体調不良によって長期休業が必要になったときに、保険組合からもらえるお金。
無給であった場合、基本給のだいたい2/3ほどもらえる。
また、休職期間に傷病手当がもらえない、ということは、退職後ももらえない、ということだ。
つまり、健康保険組合の任意継続の意味がないということ。
後述するが、退職時に傷病手当をもらっている人は、退職後も退職先の健康保険組合を継続することのメリットが大きい。
事業者と保険料を折半できないため、全額自分で払うことになる。
人によっては国保加入より安く健康保険を継続することができると思う。
休職中
定期的に産業医との面談がある。これが割としんどかった。
休職の診断書は書いてもらえて1〜3か月の休職判断なので、その診断書が切れるたびに産業医と面談が設定された。
わたしはこの面談が近くなるとメニエールで寝込むようになり、身体が拒否していることに気づいた。
そのため、他もろもろ含めて1番元気に?面談に行けるときに退職しよう!と決めた。
退職
面談に行けそう、かつ引っ越しに耐えうる体力が戻っていそうなときに、退職を決めた。
診断書と会社書式の退職届を持って面談へ行った。
今までの面談であんなに引き留める風だったのに、こちらが辞めますといったらあっさり辞められた。今までの苦しみはなんだったんだ…。
退職後
・退寮と引っ越し
看護師寮のようなところに住んでいたので、退職=退寮=引っ越しが必要に。
ひとり暮らしを続けたかったけれど、都内無職だとなかなか金銭面が厳しかった。
1時間のところに実家があったので、帰ることにした。
引っ越しの見積もりは何社か取ろう。
ただ、一括見積もりができるサイトはやめよう。登録した直後にメールと電話がひっきりなしにくるようになる。
調べて、何社か自分で電話すること。
転出届→転入届の提出。こちらは転出日より14日以内。
そして、郵便局へ転居届の提出。これをしておかないと、前の住所へ送られた郵便や荷物が届かなくなる。
提出日から1年後まで、転送してもらえる。
それまでの間にもろもろの登録住所を全て変更しなければいけない。大変。
銀行、郵便局、クレジットカード、ファンクラブ、Amazonや楽天。
いろいろなところに住所は登録されている…。
久しく使ってないサービスの住所登録、まだ変更できてないところもあるだろうな…。
・退職金制度
ありがたいことに退職金制度がある会社だったので、その書類やらなんやら書いた。
退職金の源泉徴収票をきちんと受け取っておかないと、確定申告で詰む。
・厚生年金→国民年金への切り替え
まずは年金の切り替えが必要。
退職翌日から14日以内に役所へ提出が必要。
そして、病気退職により無職になるため、年金免除・猶予の申請ができることに気づいた。
もちろん払うのが良いのだとは思うけれど、今後の病気の状況もわからないので、申請した。追納もできるし。
揃える書類が多いこと、提出先が役所じゃなくて年金事務所であることに注意。
そして、年金界における「年度」とは7月〜6月であることに注意。まじ難しい。
また、退職に伴い企業年金(年金制度の3階部分)の解約が必要になる。
しかしこの制度も曲者だった。
解約後に、現金として受け取るか、次の会社の企業年金に移管するか、選択できる。
わたしは現金として欲しかった!
しかし、そのためには国民年金(=1階部分)の免除・猶予認定が必要とのこと。
免除・猶予申請をしてから、認定がおりるまでも2か月くらい時間がかかったかな?
その認定証と他書類を企業年金事務所に送付した。
退職してから半年後くらいのことかな?むず〜。長い〜。冬に退職したのにもう真夏だった。心折れかけたよ〜。
・健康保険の手続き
・国民健康保険に加入
・任意継続被保険者制度の利用
(・家族の健康保険に入る)←配偶者がいる場合
だと思うんだけれど、わたしは国保に加入した。
退職時に傷病手当の受給ができなかったので、任意継続しなかった。対して保険料も変わらなかった(気がしている)。
こちらも退職から14日以内に手続きを。会社からもらった必要書類もあった。
あとは、世帯主のマイナンバーが必要なこと!これがミソ!
わたしは実家に帰ったので、世帯主が自分じゃなくなった。
マイナンバーカードをコピーさせてもらって、役所に持っていた。
国保の保険証に切り替わったら、前の保険証は使えないので返却した。
そして、国保も病気退職だと保険料の軽減措置がある都道府県や区市町村がある。
住んでいる地域のHPを調べてみると、わりとあったりする。
あとHPだけでわからないこともあったので、わたしは電話して聞いた。
・失業保険
離職料をもって、ハローワークへ行く。
通常なら、ハローワークで面談し、失業保険の受給を開始する。
わたしは、退職後もしばらく療養が必要だったので受給期間の延長申請をした。
医師の診断書など、別の書類が必要になるけれど、すぐ求職&失業保険の受給ができないときに使える。
そもそも今のわたしは働くどころの体調でないため、申請できるものはしようと思っている。
番外編
・GLTD(団体長期障害所得補償保険)
加入してて良かった保険のひとつ。
入社したときに、なんとなくで加入した保険に、4年後助けられるとは思わなかった。
会社によってないところもあると思うので、運が良かった。
精神疾患も対象(しかし受給が2年までという縛りあり)なので、休職後〜今まで保険からお金がおりている。ありがたい。
失業保険の受給を開始するとGLTDからの保険が終了するらしい。
早く働けるようになって、失業保険の方へ移行したい。
ここまでが4月くらいに書き終わっていたnoteの内容。
ざっと読み返した感じ、間違いはなさそうなのでアップしようと思う。
予想外なのは、今も療養していること、むしろパニック障害が悪化していて働くどころではなこと、そのためハローワーク通いどころではないこと。人生難しい!
でも退職した2〜3月にかけて良くいろいろな書類書いたり役所行ったりしたもんだ!えらい!
次書く書類は履歴書がいいな〜!