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働くママの夕食づくりルーティン

5年ほど前の話になりますが、
育児休暇から復帰すると決まったとき、
私が一番心配したのは、夕食のことでした。

朝は、夫もいて協力して家事をできるけれど、
帰宅後は基本的に自分一人で、夕食〜寝かしつけをこなさなければいけない。

ネックなのは帰宅後すぐの夕食でした。
ここでつまずくと、後まで持ちません。

今日は、試行錯誤の結果、私がたどりついた、
夕食ルーティンをお伝えしたいと思います。


◼️経緯

まずは、
帰宅して、今までどおり毎日作ってみました。

無理でした。
お腹が減って帰宅して、作っている間に、
私も子供たちもストレスが溜まります。
早々に撤退。


じゃあ、前の日の晩に作ろうか。

疲れ切って帰ってきてお風呂に入れた後に、エネルギーはゼロ。作れない日が続いて、断念。


テイクアウトに頼るか。

電車を乗り継いで乗り継いで、さらにバスに乗って、都心まで通っていた私は、
一本乗り遅れも許されない過密スケジュールで帰宅していました。
テイクアウトすれば、確実に保育園は延長タイムに突入します。

また、アレルギー体質の息子に、出せるテイクアウトは限られていたのも、頼れない理由でした。


最終的に行き着いたのが、「作りおき」。

日曜日の夕方に、出来る限りの作りおきをします。
今日もいつものルーティンを終え、
ほっと一息。

これを、誰かに伝えたいと前から思っていた自分に気付きました。

これまでの記事と少し趣向が違いますが、
献立作りに迷っている方、
今年度から働きはじめた方、よろしければ、読んでください。

◼️一週間分の食材を買う

日曜日は子供たちの習いごとに私が付き添い、
その間に夫が一週間分の食材を買います。

はじめは買い物リストを作っていましたが、
月日が経ち、最近はリスト化しなくても、よく使う食材を買ってきてくれるようになりました。


◼️一週間分のメニューを組む

日曜日のおやつを家族で食べたら、
コーヒーを飲みながら、一週間分のメニューを組みます。

ここが一番大変で、大事なところです。

わが家の晩ごはんは、
一汁ニ菜。

組み方をパターン化して少しでも楽に、
献立が作れるようにしています。
ここが肝なので、少し詳しく説明します。




ポイント1.主菜は曜日ごとにルーティン化

日曜日…炒め物、もしくは新鮮な魚
 →刺身や季節の魚など、新鮮なものは買ってきたその日に。
 →作ってすぐがおいしい炒め物も、この日に。

月曜日…煮物
 →
お鍋にたっぷり作っておいて、あたためるだけで出せるものを。

火曜日…煮物か酢の物
 →生姜が入っていたり、味付けがしっかりしていて保存が効く煮物を。
 →もしくは、殺菌効果のある酢の物(南蛮)を。
 →必ず保存容器に入れて、冷蔵庫で保存します。
水曜日…焼き魚
 →週の真ん中は、焼けばなんとかなる魚。一択。

木曜日…冷凍できるもの、もしくはテイクアウト
 →挽肉を使った料理など、冷凍できるものを。
 →下味冷凍の日も。
 →帰宅に時間があれば、テイクアウトにして、冷凍物は次回に回す。

金曜日…冷凍できるもの、もしくはテイクアウト
 →同上

土曜日…鍋やお好み焼きなど、食卓で作るもの
 →作り置きはせず、その日の気分で。

これに、
魚か肉か?洋食か和食か?
バランス良くなるように組みます。
疲れてる時は、無理はせず、バランスは無視します。

ある週のメニューは、こんな感じです。

【例1】
日曜日…ぶりの照り焼き、トマトサラダ
月曜日…ロールキャベツ、ポテトサラダ
火曜日…牛肉とごぼうの時雨煮
水曜日…鯖の塩焼き、きゅうりの酢の物
木曜日…ささみのしそチーズ揚げ
金曜日…ドライカレー
【例2】
日曜日…麻婆豆腐、レタスサラダ
月曜日…肉じゃが、ブロッコリーのゴママヨサラダ
火曜日…鮭の南蛮漬、なすの煮浸し
水曜日…ぶりの塩焼き、冷やしトマト
木曜日…春巻き
金曜日…鳥の照り焼き(下味冷凍)



ポイント2.副菜は味付け別にパターン化

副菜の味付けは、私の得意料理の中では、
以下のパターンです。
野菜を見てこの中から選びます。
上から順番に、早く食べないといけないので、
日曜日から食べて行きます。

生野菜+ドレッシング(我が家はイタリアン)
茹で野菜+マヨネーズ系の味
茹で野菜+ナムル味
煮物(生姜入)
酢物

副菜は冷凍に向くものが少ないイメージなので、
水曜日くらいまで作って、あと残り二日はやっつけで作るか、副菜なしです。
出す時は、しいたけにチーズのせて焼いただけ、
冷凍のブロッコリー解凍しただけ…など、
省エネメニューです。




ポイント3.汁物は朝ごはんと同じもの

汁物は、朝ごはんと同じものを食べます。
わが家の朝ごはん担当は夫なので、
前日の夜か、当日の朝に夫が作ります。
野菜を日曜までに使い切れるように、冷蔵庫を見て作ります。


◼️作って保存

作る順番は、
各家庭の鍋の数や種類、キッチンの広さを考えて、よりやりやすい順番で作るのが良いと思います。

保存するときに意識していることは、以下2点。
・保存容器を清潔にすること。
・とにかくすぐに冷やすこと。
 温かいものは、急冷して冷蔵庫に入れること。

安全第一です。
この方法をはじめて5年ほど経ちますが、
お腹を壊したことはありません。

◼️季節ごとにメニューを書き出す

おまけになりますが、
季節によってお安い野菜が変わったり、
夏ならば冷たいものを好んだりするので、
季節ごとに、
上記の曜日別・味付け別に、
自分の得意メニューを列挙しておくと、週末はそこから選べば良いだけ。

献立づくりがさらに楽になります。



最近は通勤が少なくなり、
子供たちも待ってくれるようになってきたので、
以前ほどきっちりと作りおいておく必要はないのですが、
習慣になったこの形で、ほぼ作っています。

少しでも、
日々の献立づくりのお役に立てると幸いです。


続編はこちら。



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せやま南天
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