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体を鍛えて効率的にお酒を飲もう

毎晩、晩酌している、いやさせてもらっている。

妻に申し訳ないと思っているが、晩御飯をいただく際にビールを飲んでいる。
350mlの缶ビールを2本。
ちょっと多いとは思うが、特に夏場はやめられない。

30、40歳代の頃、お酒はそれなりに飲む方だったが、晩酌のときに350mlひと缶が多くて飲みきれなかった。
250mlひと缶で十分だった。

50歳を過ぎて運動を始めた。
ぼくはのめり込む性格なので、ランニングを毎日5km、それにフィットネスクラブにも通った。

ぼくの体にどんな変化が起きたのかはわからないが、なぜか晩酌のお酒の量が増えてしまった。

250mlひと缶なんて全然足りない。
気がつけば350mlふた缶にまで増えてしまった。

ランニングを続けているとダイエットにはなるが、全く運動をしていなかった頃より筋肉量は増えている。
いわゆる細マッチョ体型だ。
そのお陰かどうかわからないが、飲み会の翌日の二日酔いが目に見えて軽くなった。

今はランニングをやめて、筋トレだけをしている。
週に3、4回。
ランニングをしていた頃に比べて、体重は15kg増量した。
やはりお酒の量は落ちない。

調べてみると、体育会系の人にお酒が強い人が多いらしい。
具体的なことはわからないが、筋肉が多いとアルコールを分解しやすくなるようだ。

よくよく考えてみると、若い頃より年配になってお酒がたくさん飲めるなんて、なんと効率的なのだろうか。

若い頃はとにかくお金がなかった。
給料は安いし、子供の学費に追い回されて、お酒に充てるお金が惜しくて仕方がなかった。
(恥ずかしながらそれでもやめられなかった)

サラリーマンを30年やっていたら、多少なりとも年収が増え、いろいろなしがらみがなくなってくる。
それなのに体が衰えてお酒が飲めないなんて悲しいことだ。

そう考えると、体を鍛えておいてよかった。
まだまだお酒が飲める。

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。