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日記(的なもの)

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過去のメモをベースにした創作物
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#小説

2023.08.23-8.31 老いと貧しさ

 最近、朝目覚めた瞬間に、カラダ中にこべりつくどろっとしたタールのような疲労を何千回と繰…

Ryoma Sato
1年前

2023.08.16 現代的・原始的

日差しが突き刺すような夏の昼間、駅前の大きな通りを日を背にしながら歩いていた。道に沿って…

Ryoma Sato
1年前
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2023.07.20 秋葉原 Cafeにて

通勤ラッシュを少し過ぎた朝、秋葉原駅近くのチェーン店のカフェに入った。テーブルは小さく、…

Ryoma Sato
1年前
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2023.08.03 窓辺

晴れた夏の日、昼過ぎに何気なくカーテンを開けて窓の外を見た。マンションの3階から見える狭…

Ryoma Sato
1年前
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2016 真夏 大阪中之島 橋の上の眼

 生ぬるい膜が肌にまとわりつくある夏の午後、誰かの目を避けるかのようにどこまでもそびえ立…

Ryoma Sato
1年前

2023.08.05 花火

 今日は大きな花火大会が各地で開催されていることは知っていた。家から数駅の街でも催される…

Ryoma Sato
1年前

2023.08.08 捨てられたコトバと確かなイカリ

駅のトイレで用を済まして、洗面台で手を洗おうと少しだけ背中をまるめて目線を落とすと、鏡の前の台に名刺ほどの一枚の紙が置いてあった。 そこには青いマジックペンで 「健康保険証の  廃止反対!」 とぎりぎり読める文字で書いてあった。 ちらっとみてやり過ごそうとしたが、ふとそこに確かにあった誰かの怒りを感じた。 その言葉は頭で考えられたものではなく、イメージから来る反射的な不安や恐怖の応答として、染みこみやすい不特定の多数のコトバのように思える。形だけのそのコトバは、数多ある