彬子女王「赤と青のガウン」
最近話題のこの本、読みました。
まず文章が平易ながら格調が高くて彬子女王の聡明さを感じました。
各章の冒頭に四文字熟語が引用されているんですけど、口語では使わないようなワードばかりで脳みそ小さいかえるちゃんは感心しました。
かえるちゃんもコザ市民としては漢字知ってる方だと思うけど、「一汁山菜ってなんね?」とか聞いてくる夫がいるレベルなのでそもそものレベルがアレだわけ。
彬子女王は聡明だし、父親に対しても敬語を使っているのが違いますね。
ただすごく感じたんですけど、母親に対する記述が一言もなくて。
宮家のスタッフも家族同然と、交流を描いていましたが、どうしてお母さんをスポイルするのか。
亡くなった神田沙也加ちゃんも生前エッセイ本を出した時、お母さんのことは一切触れなかったらしくて、母と娘でそこまでの感情の行き違いってのかと庶民は思いますが、なまじお金のあるおうちは親子サシで会うこともないのかもです。
かえるの国もママはいない設定になっていますが、実はかえるちゃんには認知症の母がいて、母のことを思うと悲しいかえるちゃんなんです。
親子関係には疑問が残りますが、彬子女王の留学記は大変お人柄も伝わる良書と思いました。
で、今日の徹子の部屋に彬子女王が出てらしたのでTVerでさっき見ました。
受け答えもやっぱり聡明で品があって好感を持ちました。
ただ徹子ねー。
もう徹子のトークはカットで字幕にするとかした方がいいよ。
徹子は長生きしてて立派な人だけど、テレビの現場からは離れた方がいい。
引き際が肝心だなと思います。
徹子のYouTube何度か見たけど、刺繍男子と一緒に出てるやつ。
あれはあれで良いと思うから見るけど、テレビって言うのはもうちょっと違う役割分担があると思うさ。