『にわか』批判に物申す!
今回はいわゆる『にわか』を批判する人に向けて、『にわか』視点からちょっと色々と反論してみたいと思う。
『にわか』っていうのは、主に趣味とかの話で使われる言葉だと思うけど、簡単に言えば、「その対象にどっぷりとは浸かり切っていない」ような状態の事。
例えば、ちょっとだけしかそのアーティストの曲を聴かない、みたいな『にわかファン』とか。
あるいは、ちょっとネットで法律の事の調べたくらいで全てを理解した気になっているような人とか。
ちなみに私は、以前の記事にも書いたかもしれないが、不安障害を発症してから早く元気になりたくて心理学や精神医学について色々と調べたのだが、私はこれらの専門家ではないので『にわか』かもしれない。
(参考までに。)
さて、そんな『にわか』ではあるが、しばしばガチのファンや専門家から批判、攻撃の対象とされる。
私自身も中学か高校のとき、某バンドのファンである事をある人に告げたところ、その人は私が『にわか』である事をバカにした。
たしか「にわかは黙っていろ」とか「うるさい、にわか」とか言われた気がする。
当時私は「たしかに自分は、にわかかもしれない」というように変に納得してしまい、何も言い返せなかった。
しかし今なら次のように反論するだろう。
「にわかで何が悪いのか。」
私達が『にわか』である事をもって誰に迷惑をかけたのであろうか。
誰が損害を被ったというのか。
それどころか『にわかファン』は、ファンの一部としてその対象たるアーティスト等に貢献、応援しているのだ。
にわかファンを攻撃する事は意味不明で、愚行である。
やめていただきたい。
と、まあ、この話は〇〇ファンとか、主に趣味の世界の話である。
問題は、趣味の世界にとどまらない場合。
例えば、医学や法律のように、中途半端な知識や誤った知識では健康や財産を害するような場合には、『にわか』は批判されても仕方がないかもしれない。
こういう場合、『にわか』は危険だからね。
ま、裏を返せば、危険じゃなければ、専門家じゃない人も積極的に専門的な話をすべきだと思う。
裁判員制度があるように、専門家とそうじゃない人、『にわか』の人では、物事の見方が違ったりするからね。
色々な意見を色々な人が色々な角度から出し合って、議論を充実させるべきだ。
こういう意味でも、専門家は『にわか』の人が発言しにくくならないように、『にわか』批判には謙抑的になるべき。
『にわか』を潰さない空気づくりとかね。
発言の自由含め、誰にとっても自由は大事。詳しくは以下の記事読んでみてね。
今回はここまで。
読んでくれてありがとう。
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