SNS上と現実で性格や印象は変わるの?
今回は、TwitterやInstagram等のSNS上と現実とで、同じ人物に対する印象が変わるのか、性格が変わるのか、という事について考えてみたい。
変わる?
SNS上と現実とで印象や性格は変わるかもしれない。
そのような結論を示す研究があるっぽい。
どうやらSNS上と現実とで性格を使い分けている、という人や、無意識のうちに変わっている、という人がそれなりにいるらしい。
実際に私の周りにも、SNS上と現実とで印象が異なる人もいるにはいるし、私自身についてもSNS上と現実とで印象が異なると考えている人がそれなりにいるっぽい(筆者が自身のSNS上と現実の印象についてTwitterとInstagramでアンケートを取った)。
ちなみに私自身は、SNS上と現実とで性格が微妙に変わるという自覚がある。
もともと私は慎重で、心配性で内向的で気にしすぎな人間。あまり慣れない人を現実で相手にすると萎縮したりしやすい人間だ。
しかしSNS上では不思議とそういった性格が弱まる気がする。
SNS上では割と自分の思った事とかを素直にストレートに言える気がする。
他人に気を遣ったり、顔色を窺ったりしなくて良いって感じ。
こんな感じで、SNS上と現実とで性格や印象は変わるかもしれない。
変わらない?
SNS上と現実とで、性格や印象は変わらないかもしれない。
これまた、このような結論を示す研究があるらしい。
例えば、SNS上からその人の性格を推定する研究とか、SNS上と現実の印象とは同じだよね、みたいな研究、インターネット上の炎上に関与する人は現実でもヤバい人(ダークトライアドとか)だよね、みたいな研究とか。
実際、私の友人とかはSNS上も現実でも印象、性格は変わらない人が多い気がする。
また、私自身についても、SNS上と現実とで性格や印象が変化しないと評価した人もいた。
あと、先述した私をSNS上と現実とで性格や印象が異なるとした人について。
この人達の中には小中高校の同級生がいるのだが、大学進学や精神疾患等の環境の変化を通じて私自身の性格や印象が本当に変化しているものをこのように捉えてしまっている可能性もあるだろう。
私自身に性格や印象の本当の変化についての実感はないのだが、このように考えるとデータの信用性は微妙だろう。
(参考までに。)
こうして考えると、SNS上と現実とで性格や印象は変わらないのかもしれない。
結局のところ…
ここまで書いてきた通り、SNS上と現実とで性格や印象は変わらないとも変わるとも言えそうだ。
結局のところ、わからない。
なんなら、人によるのかもしれない。
ここまで長々と読んでもらって恐縮だが、今回はこの歯切れの悪い結論を私の答えとさせてもらいたい。
より専門的にこの点を扱った研究が待たれる。
(以下、参考になりそうな文献)
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