はじめて心療内科に行ってみた。
はじめに
私は先週、人生で初めて心療内科に行った。
しかし、心療内科や精神科には良くない偏見やイメージがあるのも事実。
実際、私自身も体調を崩して心療内科や精神科について調べて行くまでは、心療内科や精神科に対して良いイメージは無かった。
この先入観や偏見が、私が心療内科に辿り着くのを遅らせた一因でもある。
って事で、今回は心療内科や精神科に対する悪いイメージや偏見について、いくつか考えてまとめてみようと思う。
私のように、心療内科や精神科に行くのを悪いイメージや先入観が邪魔している人に本記事が届けばと思います。
ちなみに、精神科は「精神症状が中心」、心療内科は「身体症状が中心」、という違いがあるらしい。
ただ、守備範囲が重複している部分が多いと思うので、そこまで厳密に区別する必要は無いと思う(あくまで素人考えです)。
では本題へ。
・暗くて陰気なイメージ…。
まず前提として、当然だけど、私は世の中のありとあらゆる心療内科と精神科の事情を知り尽くしているわけではない。
また、人によって受ける印象とかも違うと思う。
担当医師との相性とかもあると思うし。
このような前提を踏まえた上で、少なくとも私の行った心療内科は、全然暗くて陰気ではありませんでした。
オレンジ色の温かい照明とか、アロマの香りとか、リラックスできるような環境でした。
もし病院の看板を隠したら、病院とはわからないような感じ。
医師の先生に関しても、他の専門の医者(内科、皮膚科とか)と同じ感じ。
特段心療内科だから~、みたいなのは無かった。
・精神科や心療内科に行くと性格が変わるの?
これはあり得るのかな、と思います。
その理由はいくつか考えられる。
まず、精神科や心療内科以前に、精神疾患がその人の性格を変えることがあるから。
精神疾患になると、イライラしやすくなったり、落ち込みやすくなったり、怯えやすくなったりする場合があるから、これを第三者が見ると、性格が変わったように見えるかも。
あとは、精神科や心療内科の薬の影響も考えられる。
例えば、心療内科や精神科で処方される不安やうつを軽減する薬。
いつも不安ばっかりの人やうつっぽい人が、そうではなくなったら、第三者は性格が変わったと思うでしょう。
あと考えられるのは『認知行動療法』っていう治療法の影響かな。
これは超簡単に言えば、「考え方を変える」っていう治療法だから、この場合も、第三者から見れば治療前後で性格が変わった(考え方が変化する)ように思えるかも。
いずれにせよ、本人がそれで幸せなら何でも良くないですか?って個人的には思う。(ちょっと哲学的?な話になって申し訳ない。)
・鉄格子のある、いわゆる『閉鎖病棟』に押し込まれるのではないか…。
これは人による。
けど、ほとんどの人がそんなことは無いと思う。
なぜなら、閉鎖病棟に入れられるのは、めちゃめちゃヤバい状態の人(そのまま放置していたら自殺しそうな人や他人を傷つけかねない人等)に限定されているから。
なので、よっぽどのことがない限り心配しなくて大丈夫だと思います。
・心療内科や精神科に行く奴はヤバい奴?
心療内科や精神科に行く人の病気の内容や程度は様々。
ちょっと気分が落ち込んでる、くらいの人もいれば、私みたいに引きこもりに追い込まれる人もいる。さらに自殺や他人を傷つける可能性の高い人もいると思う。
ここで言う「ヤバい奴」っていうのが何を指すのか微妙だけど、他人に危害を加える恐れがあるか否かで言えば、これは完全に誤った『決めつけ』。
(参考までに。)
精神疾患を抱えた人が全員ヤバい人なら、精神科や心療内科に行く人は全員閉鎖病棟送りになっているはず。
これは良く考えればわかるはず。
おわりに
今回はこんな感じ。
薬とかについても書きたいんだけど、私自身まだ薬物療法を始めたばっかりなので、今回は書きません。
今後気が向いたら書こうと思います。
最後になりますが、メンタルがヤバい人、ヤバくなりそうな人は、もっとヤバいことになる前に、気軽に心療内科や精神科に行ってみてください。
今回書いたような、訳わからん偏見に振り回されるな!
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