江古田にて、子供先生が大人に教えるスクラッチ会!!レポ
練馬区の江古田でぼっとう&よはくというスペース兼一棚本屋を運営しているakkoです。
前回までのおさらい。
当スペースの常連キッズによるスクラッチサークル。その子供達が大人にスクラッチを教える企画が雑談から爆誕。やる気満々な子供達がhidaneという新しいサービスを使って、zoomミーティングをしたり、スクラッチのスタジオ内で相談したり。チラシや宣伝の動画を自分たちで作ったりと主体的に準備を進めていきました。
そして、ようやく当日を迎えました!
定員の6名には、届かなかったのですが、先生5名、生徒5名という合コンなら、バッチリの同人数。開場の30分前に子供先生は、集合。
プロジェクターを使用して、子供達の作品やデモ映像を紹介していくスタイルをとる事になった為、簡単なリハをやりつつ、当日の流れの確認。遅刻、欠席もなくスムーズに講座は、スタート!!
自己紹介が苦手な子もいたので(我がスペースらしい!)、司会役の子供が
それぞれの個性も一緒にその子の得意分野を紹介。
参加者の大人たちも簡単な自己紹介の後に、いよいよ子供達が準備をしてきた、スクラッチ作品を映しながらのデモが。
子供達が今まで作ってきた、作品やスクラッチでこんな事ができるというのを紹介する度に大人たちは、拍手と「すごい、そんな事もできるのね!」と感心の声をあげます。
そして、自分たちの作品とは、別にスクラッチ初心者向け用にわかりやすい説明と共に紹介映像を作ってくれた子が数名。
どれもその子の個性と相まってとても、わかりやすかったり、面白かったり、そして、見ている大人も真剣にスクラッチについて学んでいきました。
プロジェクターを使った、子供達のデモが終わったら、各々、制作開始です。今回は、アニメコース、ゲームコースを子供達が準備してきてくれたのですが、ほぼ初心者の大人には、どちらもなかなかハードルが高かった。
それでも、マンツーマンの指導を受けながら、大人が子供先生に丁寧に教えて貰います。
教えてくれていた子供先生たちは、不登校だったり、学校が苦手だったり、学校では、話すのが苦手だったりするのですが、そんな事は、全く感じさせません。自分たちで独自にスクラッチを学び、スクラッチや創作を楽しんで、大人たちから言われた作業をするのではなく、全て自分たちのアイディアで作品を作ったり、イラストを描いたり、デモスライドを作ったりしているのです。
そして、どの子も大人がなかなか理解しなくても、同じ事を一度で覚えられなくても、とても優しくて、丁寧に教えてくれました。
最後に大人も自分で作った作品をプロジェクターを使って発表しました。
作品ができると誰かにみせたい!という気持ちは、大人も子供同じようで、作った作品を発表するのは、嬉しかったという感想もいただきました。
今回の子供先生が大人に教える企画をやってみて、環境で幾らでも子供達は、学べるし、変わるんだなぁと痛感しました。
学校じゃない場所では、こんなにのびのびと大人と対等に話しもできるし、大人の知らない事がたくさん出来るのです。そして、自らどんどん自分たちのやりたい事を計画したり、話し合ったり、できる事やできない事を補い合えるんだなぁと。子供達は、みんなでプロジェクトをやり遂げた!という満足感や達成感に包まれていて、とても良い顔していました。
参加した大人もそれぞれ、学びがあったようでした。
第二回も出来たらいいなぁと思っています。
*
【参加者の子供先生の声】
【参加者の声】
リミックスや素材が準備されていたのでスムーズにできました!かわいい作品ができて「見てほしい!!」「発表したい!!」という気持ちが生まれました。
すごーく楽しかったです。もっとスクラッチで作品が作りたくなりました。
*
ていねいに教えてもらえて、とても楽しい時間でした。感心しているだけで終わってしまいましたが、自分でも何か作品を作ってみたくなりました。こども先生の他の作品もよかったら色々見せてもらえたら嬉しいです。
すごーく楽しかったです。もっとスクラッチ作品を作りたいです!
*
普段、教える事が多いので教わる側にまわった時、自分が質問したいポイントを言語化すると教えてもらいやすいと実感した。
楽しかったです。スクラッチで作品を作りたいです。
*
子供先生の集中力すごいなー。(私にはない・・・!!)けど、優しく教えてくれて良かった!!
すごーく楽しかったです。スクラッチで作品をすごーく作りたいです。
#不登校
#大人の学び
#講座
#HSC
#発達凸凹
#学び合い
#スクラッチ
#江古田
#場面緘黙
#私の店
#子供の学び