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小学校受験の息抜きに。楽しく学べるボードゲームたち

小学校受験はペーパー、行動観察、体操、生活・巧緻性など幅広い範囲での対策が必要です。

幅広い範囲で対策が必要ということは、当然子どものこなす勉強量は増えやすいことにもつながります。

一方、まだ3-6歳の子どもですから、これやりなさい!一緒に頑張ろう!という声掛けだけですぐにやってくれる訳ではありません。

もうやりたくない!なんで、こんなにやらなきゃいけないの!さっきやったよ!という子どもの気持ちを上手く受け止めながら、前向きに進めていく必要があります。

私たちの家庭では、本人のやる気がなかなか出ない時、ボードゲームを活用しながら息抜きも兼ねて学べる工夫をしていました。

時間がない!でも子どもはやってくれない!と焦りばかりが募る小学校受験ですが、楽しく遊ぶ時間でも学びに繋がると思えると親としても少しは気持ちが軽くなりました。

今日は、実際にやっていて良かったボードゲームをご紹介したいと思います。

①ウボンゴ

一つ目はウボンゴです。ウボンゴは長方形、L字型、正方形などの複数の形を組み合わせて、指定された形を作るパズルゲームです。
小学校受験では図形に関連する問題は様々な形式で出題されます。
例えば、回転図形、図形の重なり、図形の構成などです。

私たちの子どもは当初図形が中々上手く理解できないことがあり、ペーパーで予習復習をたくさんしていましたが、次第に本人が図形の問題をみただけで嫌気がさすようになってしまいました。

そこで、楽しみながら図形に触れさせることをしたく、このウボンゴを寝る前の10-15分で一緒に遊ぶことを一時期取り組んでいました。

ウボンゴはいろんな図形を組み合わせながら、指定された形を作るゲームです。試験ではまさにウボンゴそのもののような問題が出ることもありますし、組み合わせを考える中で、様々な図形を回転させたり、裏返しさせたりします。

楽しみながら図形に親しむこと、図形を回転させたらどんな形になるかを感覚的にも理解しやすいボードゲームだと思います。

ウボンゴはいろんな種類があります。スタンダードの3つの図形を組み合わせるタイプから取り組んでいけると良いと思います。

大人でも難しいものもありますので、家族で楽しみながら学べるボードゲームだと思います。

②ブロックス

二つ目はブロックスです。ブロックスも図形を使うボードゲームです。ブロックスは複数の図形の角をつなげることで自分の陣地を拡げながら、相手が置けないように邪魔をしていきます。最終的にはどちらがより多くの図形を繋げるかを考えていく戦略性の求められるボードゲームです。

行動観察ではチームで競わせたり、ゲーム性があったりする試験内容が出ることもあります。

2025年度の試験では慶應義塾幼稚舎にてグループ内でじゃんけんし、コインをより多く集めるパリオリンピックゲームという行動観察があったり、洗足学園小学校でもいくつかのチームに分かれ、フープの中に紙で丸めたボールを投げ入れて、フープに入ったらコインをもらうといった行動観察があったようです。(子どもから聞いた試験内容のため、実際と多少違う可能性もありますので、ご容赦ください)

ゲーム性を理解し、どうしたら勝てるかを考える逆算的な思考も求められます。
日常的にそういったことを考える練習をしていくことで、集団の中でもリーダーシップを発揮できることにつながるかもしれません。

ブロックスも親子で十分に楽しめるボードゲームです。

③オセロ

3つ目はベタですが、オセロです。オセロそのものがペーパーの本番試験で出ることもあります。

ジャック幼児教育研究所が先日発表された合格実績ページ内にある理事の総括というコラムにて誠心女子学院初等科でオセロに関するペーパーの問題が出たとの記載がありました。

どこに置いたら、一番多くひっくり返せるかを問われた問題のようです。オセロというゲームを理解しているかどうかで問題を理解するスピードも変わるでしょうし、置く場所のシミュレーションをすることが必要な問題です。

オセロも戦略性が求められるため、様々なシミュレーションを頭の中でしますので、思考力を鍛えることのできるボードゲームだと思います。

以上が私たちの家庭が遊びながら学びにもつながったと思うボードゲームです。

何かの参考になれば幸いです。

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