【効率化】個別サービスで意識すべきこととは?
前回までの記事では、業務の引継ぎのむずかしさについてお伝えしました。
そして今回はそれと関連し、マニュアルが作れない特殊パターン(個別サービスについて)をご紹介します。
私は、10店舗以上を経験し、5月から新しい店舗の店長を担当するために、前任から引継ぎを受けています。
この記事を読んでいただくと、どこに焦点をあててビジネスをしたらいいのかという新たな発見につながりますので、よかったら参考にしてみてください(゚Д゚)ノ🎈
~個人サービスで意識すべきこと~
前回の記事でもご紹介しましたが、うまく後任に引きつぎするためには、簡単なマニュアルを作成する必要があります。
そのマニュアルという”基本”をもとに、後任に伝えたほうが話は早いのですが、マニュアルが作れないパターンの業務内容は後任への引継ぎ難易度が一気にあがります。
では、マニュアルが作れないとはどういう時なのか?
それは例えば、医療系の店舗が提供している、”在宅サービス”👨🔬というのがあります。
これは簡単にいうと、患者様のご自宅に訪問し、医療を提供するという仕事です。
この仕事は、患者様だけではなく、他の医療従事者と協力しあい、患者様の健康をサポートする仕事なのですが、その仕事内容はまさに多種多様。
患者様の状況に応じて、事前に準備するもの、スケジュール、費用、報告方法など、一人一人によって全く異なるという特徴があるのです。
それでは、これをビジネスの観点で考えてみましょう。
サービスを提供する側は、その人だけの特別サービスを提供するわけです。
もちろん、メリット😍としてその分の付加価値をつけるため、価格は高めに設定することができます。
ですが、デメリット😂としては、他の人に活用できないため、時間効率が非常に悪くなる、その担当者の経験値や得意分野によってサービスの質が変化してしまう、慣れていない作業でミスをしてしまうという欠点もあります。
では、こういった個別サービスでは何を重要視すべきでしょうか??
それは、メリットとデメリットを見極めて、どこまで踏み込みどこまでいったら撤退するかという線引きをすることです。
つまり、○○万円💰以下の売り上げだったら、事業を縮小or撤退するなどの線引きを明確化し、それを守ることが重要だと思います。
「得意先との信頼があるから」といって、赤字経営の取引先と無理なお付き合いを続けてしまったら本末転倒…もしかしたら、スタッフの精神がすり減るだけではなく、共倒れになる可能性もあるかもしれません。
皆さんは引継ぎの際に、「ビジネス」😎のことも見据えて考えていますか??
もちろん私も、いつその「個別サービス」の需要があがるかわからないので、続けることに意味はあると思います。
ですが、今は、コロナで経済破綻が起こりかけている事業が多い時代です。
無理に続けることが本当に従業員の幸せにつながるのかは、管理者として真剣に向き合わないといけない問題だと思いました。
ぜひ、皆様もこれからの時代を見据えて、「経営」について勉強することを意識していただけましたら幸いです✨