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「ノー(断る)」と言うことの大切さ
金融機関で営業をしてますが、最近はありがたいことに案件が舞い込んでくることが増えました。
同時に「時間が足りないな」と感じることも増えました。
今回はなぜ「時間が足りない(忙しい)」と感じるのかを深掘りたいと思います。
WHY(時間が足りない原因)
営業をしていると、「顧客からの無理なお願い」「顧客の期待に応えるのが難しそうな案件」「顧客のためを思った気遣い」をすることがあります。
これは何も「営業」という仕事に限ったことではなくて、人間関係全般にも言えることだと思います。
ただ、最近痛烈に感じるのは、そうやって「誰かの満足度を上げる行動」をすることによって、同時に「誰かの満足度を下げている」のだなーと。
例えば、営業で顧客1人をめちゃくちゃ満足させようと多くの準備や、対応に時間を割いてしまったら、他の顧客に割くはずの時間をなくしてしまいます。
期待に応えるのが難しそうな案件を安易に引き受けてしまったら、必要以上に仕事が膨張します。顧客の期待に応えられればいいですが、応えられなかった場合は誰も得をしません。
つまり、ノーと言わないことは「誰かの満足度を犠牲にしている」ことや「自分の時間を消費している」と思いました。
HOW(時間を生み出す方法)
では、どうやったら「ノー」と断ることによって時間を生み出すのか?
私も人に頼られたら嬉しくなってなんとかして期待に応えようと思ってしまいます。
そんな私が断るために心がけていることは、以下の3つです。
①「時間の制限を設ける」
②「優先順位を明確にする」
③「マイルール(行動基準)を決める」
例えば、私の仕事なら ※金融機関の営業。
①制限:「残業をしない」と決める。
②優先順位:「顧客の欲求を掻き立てて適切に誘導する」ことが一番大事。
③マイルール:融資の申込なら「WEBローン誘導」→「支店窓口に誘導」→「職場で手続き」の順番で提案する。
などです。
「制限」を決めないとダラダラと仕事をしてしまって、効率化しようとも思いません。
「制限」を決めたら、「一番大事なこと」や「現状で時間を費やしているが重要ではないこと」が何かを考えます。
優先順位を決めると「重要ではない」と思うような案件が瞬時に判断ができます。
「マイルール」を決めておけば「重要ではない」案件の場合に「断る」ことや、断れなくても「有利に交渉ができる」ようになります。
何でもかんでも顧客の要求を受け入れずに、時には断ることも、自分や他の顧客を守ためには大事なんだと思います。
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