マガジンのカバー画像

詩とも言えない即興詩

7
練習用なので悪しからず。創作メモとしてネタを詩の形式で積むこともあるかもしれない
運営しているクリエイター

#物書き

燃え尽きる灯火

その男はひたすらに書いていた

書いて

描いて

欠いて

ヒトを考えて

意識を考えて

愛を考えて

炭の欠片で、文字を残していく

とうとうそのまま逝ってしまった

なんと幸せな人生だろうか!

幸、不幸

 不幸になる人間は勝手に不幸になる

 何もない日常にささくれを見つけ出し

 心が折れそうな苦境で自ら道を閉ざす

 そうしていつの間にか、なにも見えなくなっている

 幸せになる人は勝手に幸せになる

 何でもない日常から幸せを見つけ出し

 心が折れそうな苦境から活路を見出す

 そうしていつの間にか、望むほとんどを手に入れている

 幸せな人が不幸せになるのは人が原因である

 不幸せな人

もっとみる