(北海道十勝の農家6代目による週次の読書メモ)
人はいかにして他人に影響を与え、他人から影響を受けているのか。
イギリス名門大学の認知神経科学者が説く、人の動かし方とは。
職場でも家庭でも、誰しもが何かしら他人を動かすことは避けられません。
その際に事実だけでは要素として足りないと。「事前の信念」、「感情」、「インセンティブ」、「主体性」、「好奇心」、「心の状態」、「他人」といった要素が、いかに人を動かす重要な要素となり
うるか、本書では解説させていきます。
いくつか印象に残った箇所を紹介すると…
事前の信念によって、人はそれ以外の情報を受け付け難い特性が(この確定バイアスの存在は、自他共に胸に刻みたい…)。
人類は苦痛と快楽という2人の主権者の支配にある。得ていて妙というか…
頭では分かっていても、心が人の反応に強い影響を与えるのは、もう仕方がないのだろうなあ。
過去に読んだ行動経済学の本でも、人間がいかに感情に左右される存在であることがあり。
何千年の歴史の中で、人類がいかに進化してきても、何十万年の歴史の中で設計されてきた生物(脳)の仕組みの影響度合いは大きく。
歴史の中で培われた知見、現実の中で対峙する経験、この2つを行き来しながら、もっと、もっと「人」という存在と向き合っていきたい。
P.S.
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