(北海道十勝の農家6代目による週次の読書メモ)
日本映画音楽界の第一人者が語る、創造力とは。
「めっちゃやるしか無いよね」。一言で言うとこれ笑
小手先の方法なんて無かった。
筆者は、20年以上にわたって、宮崎駿監督のアニメや北野武監督の映画などの多くの映画音楽を担当してきました(下の音楽は、きっと多くの人が聞いたことがあるはず)。
作曲というクリエイティブ力が不可欠な仕事を生業とし、一線で結果を出してきた筆者。「創造力とは何か」を、筆者なりの言葉で綴られています。
このレベルで活躍している人にして、こうなんだ。
業務の基本となる三要素は、「インプット(Input)」・「処理(Process)」・「アウトプット(Output)」と言われます。
アウトプットのレベルを高めるには、インプットと処理の量を増やす。
至極当たり前のこと。だからこそ、その当たり前の度合いに核心があると。
久石さんが語る、「とにかく多くのものを取り込むこと」、「ひたすら考えること」。これがどれ程のものかは筆舌に尽くしがたいです。
面白いなあ。
となると、めっちゃ努力するのは大前提で、努力の量質、方法を担保するための兵站や情報、ガバナンスでアウトプットに差が生まれてしまうような。努力できる者同士の世界だとなおさら。
(※兵站について↓)
(※情報について↓)
(※ガバナンスについて↓)
久石さんの話ではないけれど、多くの本を読んでいくと、ある頃から、見えてなかった物や繋がりが見えるようになります(繋がりに関しては、見えてくるというか、それこそ、創造してしまっているのかもしれない)。
知覚世界が、約100冊、約500冊、約1,000冊を読んだ節目ごとに大きく変わっていきました。
しかし、本当に凄い先人の方々の読書数は、1万冊を越えているわけで。
この広くて深い知識の大海は、この先、どんな世界が待っているのだろう。
話が少し逸れてしまったけれど、クリエイティブの世界に身を置く第一人者も、めっちゃ積み重ねるしか方法は無いと言っています。
努力するしかない。そして、経営を生業とする身としては、努力が出来る・努力が実るための環境づくりに対し、全身全霊を傾けなければ。
P.S.
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