(北海道十勝の農家6代目による週次の読書メモ)
本が会社を!人を!強くする。
筆者は、名著『星野リゾートの教科書』も手がけた中沢康彦さん。
本書で語られているのは、星野リゾートの星野佳路さんや刀の森岡毅さん、中川政七商店の中川政七さんら22名の方。そんな方々が、これまでの経営人生において、いかに本から学び・活かしてきたかが取り上げられています。
「なぜ本の内容に価値があるのか」も。
「なぜ本を手に取る価値があるのか」も。
本書では触れられています。
似たような本としては、日経新聞での連載をまとめた『リーダーの本棚』があります。
こちらも素晴らしい連載・本です。『リーダーの本棚』は自らの人生全体を影響を受けた本を通じて語っているのに対し、本書『教科書経営』では「経営」という仕事に焦点が当てられています。
知・本の重要性は、語るに及びません。
しかしながら、日々本を読んでも、物事や世界が中々動かないことに忸怩たるものを感じることが、しばしばあります。
けれども、長たる先人たちも、悩み、足掻き、日の目の当たらない時代から、本を読み、実践をし、今に至っているに、一寸の希望を感じます。
「努力に即効性はない」と野村克也さんも言っていました。
この先の世界の扉を開くためにも、これからもまた、目の前の1ページを噛み締めるように心に刻んでゆきたいです。
P.S.
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