国内ライブコマースができるプラットフォーム一覧
こんにちは。
株式会社ニュークラウドの代表「木村」です。
みなさん、国内でライブコマースを始めたいと思ったら、どのプラットフォームでできるか知っておりますでしょうか?実は、日本は、まだライブコマース分野でNo.1のプラットフォームは登場しておりません。意外とみなさんがいつも使っているアプリのサブ機能で行われている所が多いです。
本日は、簡単にライブコマースができるプラットフォーム一覧を列挙してみました。ぜひご参考になれば幸いです。
利用可能なプラットフォーム一覧
早速ですが、現在でも利用可能な国内ライブコマースのプラットフォーム一覧を以下にまとめました。
YouTube
2019年頃からライブ配信を行う際に動画下部に商品を直接表示する機能などが実装されており、ライブコマースとして利用ができる状態。
2020年頃にFacebook上で簡単にECサイトを作れる「Facebook Shops」を開始。その中の一機能としてライブ配信ができる。
インスタライブと言われるほど、ライブ配信がたくさん行われている。また近年では、Insgram上で直接商品購入などができる機能も実装されており、調査結果の中では一番よいプラットフォームと考えられる。
LIVEBUY(LINE LIVE)
数年前からLINEに実装された機能であり、日本国内No.1のユーザー数を誇るSNSであるため、気軽にライブ配信が見れるメリットがある。
HandsUp By 17LIVE
17LIVEを運営する企業がライブコマース配信に特化、また企業支援などを行うサービス。複数のSNSに同時配信ができる機能などがあり、ライブコマース分野では市場リーダーに位置しているように見える。
SHOPROOM
ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」内でライブコマースができるサービス。SHOWROOM自体の利用ユーザー層が若いため、若年層がターゲットの商材は良いかと。
au Wowma! ライブTV
KDDI系列のショッピングモール「au Wowma!」内で利用ができるライブ配信機能。視聴するには、「au PAYマーケット」アプリのダウンロードが必要なため、視聴者の利用敷居は高い。
LIVE torutte
ライブコマースに特化した動画配信アプリ。ライブ配信中にリアルタイムでネットショップ販売が可能。また一方的なライブ配信だけでなく、視聴者参加型でのライブ配信が特徴的。
TAGsAPI
ビックカメラや伊勢丹などの大手小売店が利用しているライブコマースプラットフォーム。ライブコマースの支援会社的な立ち位置であり、自社専用のライブコマースプラットの立ち上げがメイン。
サービス終了のプラットフォーム一覧
次に現在は、すでにサービス終了している国内ライブコマースのプラットフォーム一覧もまとめました。
Live Shop!
サービス終了。日本で一番最初にライブコマースを始めたサービス。自社スタジオを持っており、ライブ動画のクオリティが高いことが評価されている。
BASEライブ
2020年にサービス終了。BASEショップを持っていれば、誰でもライブコマースを始められる手軽さが売り。
メルカリチャンネル
2019年にサービス終了。フリマアプリ「メルカリ」のライブコマースサービス。出品商品の説明をライブ配信で伝え、視聴者とのコミュニケーションを通して販売が可能。
Yahoo!ショッピングLIVE
2021年にサービス終了。Yahoo!ショッピングへ出店している店舗がライブ配信を行える機能。番組配信形式であり、テレビショッピングを見ている気分でのライブコマース。
CHECK
2020年にサービス終了。KDDIと共同運営していたライブコマースプラットフォーム。選定されたタレントやインフルエンサーのみがライブ配信できる。
最後に
全体を見るとやはり既存のSNSやショッピングモールのサブ機能でライブコマース配信が使われております。そしてなぜあえてサービス終了のプラットフォームを上げたのか。それは、近年ライブコマースの流行があったが、大きい資本の会社(メルカリやYahoo)ですらサービスを終了していることを伝えたかったからです。
以前大手企業に勤めるバックエンドエンジニアから聞いたのですが、ライブコマースやライブ配信の機能を作るのは意外とかなり大変でかつ維持コストがとんでもないとのことです。確かに動画配信だけでも相当量の通信やデータがかかるのにさらにその中で購入や、また記録しておくのは想像しただけでも大変かと。
定かではないのですが、これらの理由もあり、大きな事業として展開できる見込みがないと思ったので、サービス終了が相次いでいるのかもしれません。
この記事がお役に立てると幸いです。
株式会社ニュークラウド 代表「木村」