雑念日記 | カオスのままでいる
先月から始めた5分座禅。
師は、京都の禅寺、栖賢寺(せいけんじ)の住職、宗貫(そうかん)さん。
Facebookで毎朝7:30からライブ配信を行なっており、その中で5分間の座禅と
お話をしてくださる。最初の1ヶ月間は無料で、その後は月3,000円のご寄進で活動に参加できる。
今日は、宗貫さんとのオンライン面談だった。
とても学びが多く、また今後の座禅への意欲が上がったので備忘録として記しておく。
心は思っているより大きい。例えるなら、大きな海のよう。心の表面は海の表面のように、波打っている。小波のように穏やかな時もあれば、荒波のように荒れ狂う時もある。一方、深海(≒心の奥底)はいつも静かで穏やか。つい、表面ばかりに目が行きがちだが、奥底にはいつも静かで穏やかな場所があるということを知っておくこと。
思考と自分は別物。思考は絶えず動き続けるもの。カオスのままでいい。感じる。ほったらかしにする。
座禅は運動のようなものと捉えてみてはどうか。理解したつもりでもすぐに実践できるわけではない。ボール投げと同じ。繰り返し座ることで腑に落ちていく。
最初のうちは、自分の呼吸を感じると良い。無意識的に動く呼吸に意識を向ける。吸う息と吐く息、どちらが温かいか。自分のコントロール外のことに目を向ける。
忙しい現代社会の中、もっと良くなるには、もっと効率的にするには、と意識的にも無意識的にも思考し続けている私。座禅に対しても、「ずっと止まらない思考をどう捉えるべきか、俯瞰すべきなのか?無になるべきなのか?どうすれば自分にとって1番良いのだろう?」と考えていた。
でも、より良い答えを見つけるのではなく、ただありのままの自分を感じること、何もしない時間をもつことこそが、自分と繋がる第一歩なのだと思った。
とてもとても奥深いので、今の私には到底まとめられないけど、現時点のまとめはこんな感じかな。
「趣味は座禅です」と言えるように、これからもコツコツ続けていこう。
※もし、オンライン座禅に興味があれば、ご連絡ください。Facebookでお繋ぎします。