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#72 6月25日(土) DeNA 4-5 広島
はじめに
<いや~、良く勝てたなあ・・・>
正直な感想(笑)
カープとしては、3回の5得点、2アウトから途切れることなく濵口を攻めることが出来たのが、勝利に結びついた。
表現は適切ではないが「虎の子の5点を守り抜いた」と言っても過言ではない。そんな印象が残る試合だった。
そうなると、また問題が生じるわけだ。
”誰にスポットライトを当てて、どこをピックアップしよう”
今日は見どころが沢山あるパターン。
前回もそんな試合があった。
ていうか数日前だけど。
その時は、洗いざらい書いて、11000文字を綴ってみた。
それが良いのかどうかは依然結論が出せていないが、書き終わった後、スッキリとした心持ちになれた。その感覚は事実だ。
ウーンと頭を捻ってみたが、今日もやっぱり「どうせなら気になったこと全部書いた方が早い」という思考になってしまったので、自分がポイントだと思った箇所は、余すことなく書いてしまおうか。流れのままに。
それじゃあ、行きます。
試合結果
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スタメン
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打者成績
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投手成績
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注目選手
①:野間 峻祥
<スタメン復帰→リードオフマン健在!>
野間が2日間のベンチスタートを経て、1番スタメンに復帰。
彼がオーダーに名を連ねているのを見た時の僕は「嬉しさ7割・ドキドキ3割」。プレーしている姿が見られるのは嬉しいけども、身体はもう大丈夫なのかな。そんな感じ。
そんな僕の気持ちを「嬉しさ10割」に変えてくれた。
”5打数2安打2四球1三振”
これぞリードオフマン!というべき活躍。
1三振も、初回、濵口の立ち上がり、球数を投げさせてじっくりと攻めるも、フルカウントからインローにストレートをズバッと投げ込まれての、見逃し三振。
僕が見る限り、得意球であるチェンジアップの意識もあった中、膝元に速いボールが来たので、手が出せなかった。そんな風に見えた。あの場面は濵口の力量が上回ったと言って良いだろう。
5打席とも、良い内容だった。
野間が出塁する姿を見て、1番に居てくれる安心感を覚えた。
崇司1番も個人的に好きだったが、野間は1番が良く似合う男だ。
野間峻祥はメチャクチャ元気ですよ!
カープファンの皆さん、安心してください!
以前、龍馬の件(ベンチスタートで数日様子見するも状態が良くならず1軍登録抹消)があったので、僕自身、必要以上にナーバスになっていたのかもしれない。
野間のことを「2022年ブレイク選手筆頭候補」に挙げさせてもらった僕としても一安心だ。これからも頼むぜ、野手キャプテン(^^)
②:中村 健人
<四球→四球→死球→2点タイムリーヒット>
3回表、一挙5得点のビッグイニングをつくることができた。
その立役者は健人だったと僕は思う。
3回の攻撃を振り返ってみよう。
1アウトになった後、野間が2ベースヒットでチャンスメイク。
続く宇草は進塁打を放った。これで2アウト3塁。
得点チャンスをつくって、菊池のタイムリー2ベースが飛び出した。
高めに抜けた変化球を見逃さずに捉えることが出来た。
ここから、濵口にとって「魔の3回」と言うべき展開が始まった。
4番マクブルーム:四球
5番坂倉 :四球
6番上本 :死球(押し出し)
カープ自慢の中軸打線にプレッシャーを感じたのか「労せずして勝つ」とでもいうような3四死球で、2対2の同点に追いついた。
そんな状況の中、健人に打順がまわってきた。
この時、僕が感じたこと。
”同点止まりだともったいないな”
まだ3回。
序盤とはいえ、ココは一気呵成に攻めたい。そう感じた。
相手をギャフン(古い)と言わせるような一撃が見たいと思った。
すると、彼は、期待に応えてくれた。
粘って粘って、8球目、インローの真っ直ぐ、簡単ではないボールを引っ張って、ヒットゾーンに落とした。
「健人~!」
最近、健人の名前を叫びたくなる試合が多い。
勝負どころの場面でのファインプレーでは2度叫んだ。いずれも阪神戦。
だけど、今日はバッティングで叫ばせてもらった。
打って守って、攻守で印象に残る活躍をする即戦力ルーキー。
試合展開に関わらず、声を張り上げてチームを盛り上げるムードメーカー。
それでいて、ヒーローインタビューは政治家の街頭演説のような喋り口調。
もう、応援する要素しかないじゃないか・・・。
競争賛成派の僕としては「日替わりスタメンで切磋琢磨する姿が見たい!」と良く言っているわけだが、健人は、しばらくスタメンで固定してもらいたい。彼のプレーをいっぱい見たい。そう思わせる活躍を連日で魅せている。
さすが、トヨタの4番は伊達じゃないぜ。
栗林はルーキーで日本代表のクローザーを務めたほどだからな。
トヨタ最高。これからもトヨタからドンドン選手を引き抜いていこう!
(トヨタ自動車って、本社は愛知にあるんだけどね・・・)
③:羽月 隆太郎
<三連続サード打球処理>
羽月の本職はセカンドだ。
しかし、カープの二塁手といえば、菊池涼介という絶対的なレギュラーが君臨している。現状は外野にまわったりサードにまわったりと、本職ではないポジションで出場機会を模索している。
そういうところも、どこかしら、崇司と似通る部分があるんだよな。
バッティングも、ディフェンスも。
ミート技術、バットコントロールは、崇司に軍配が上がるかな。
一方、走塁面に関しては、羽月に軍配が上がるだろう。
コホン。
そんな羽月だが、3回裏、5点を取って一気に逆転した直後の守りで「試練」とでも言うような出来事が起きた。
”急遽開催・三塁ノック”
適当な思い付きで名付けただけなのでスルーしてくれ。
というわけで、3回裏を振り返ろう。
先頭の楠本をフォアボールで歩かせ、続く佐野にはツーベースを打たれ、あっという間に、ノーアウト2,3塁のピンチ。
「今日は荒れる試合になるのかな・・・」
続くバッターは牧。
サードゴロに打ち取った。
羽月は三塁走者の楠本を目で牽制しながら一塁に送球するも、それを見て、楠本は本塁突入。見事にホームを陥れた。
その光景を見て「ランダウンプレーに持ち込んだら失点を防げたのかな」と気にはなったが、羽月の守備が、特段悪いとは思わなかった。ケアを怠っていなかったし、隙を見せたとも感じなかった。
なので、あの場面は「楠本の好走塁」と呼ぶべきだろう。羽月に警戒され難い距離で立ち止まって、突っ込むことは無さそうだと判断させた直後、一気に駆け抜ける。僕には読み取れない「プロの駆け引き」がそこにはあったのだと思う。
続くバッターは宮﨑。
これまたサードゴロに打ち取った。
しかし、送球が逸れてしまった。
マクブルームも捕球出来ず、後ろに転々とボールが転がる間に、バッターランナーの宮﨑は一気に二塁へ。セカンドランナーの佐野も三塁へ進塁した。
打球はイージーゴロと言って良い平凡な当たりだった。ランナーも足が速くはない宮﨑。「確実にアウトを取ろう」という意識が働いたのが裏目に出てしまった。僕の目にはそういう風に見えた。
野球あるある:イージーゴロほどエラーを誘発しやすい
急がなくても良い時ほど、一連のプレーに「遊び」が生まれて、いつもならやらない無駄な動作が入ってしまう。それが災いして、ボールがすっぽ抜けたり、叩きつけたりしてしまう。
野球の経験はないが、そういうことって、僕たちの生活でも結構あるよね。
「ちょっと遅れるわ~」という連絡が来て、内心、ゆっくり準備しても間に合いそうだと喜んで「りょうかーい」と返す。
悠長に構えていて、ふと時計を見ると「えっ、もうこんな時間!?」となって、慌てて準備して出かける。慌てたせいで、忘れ物をしたりする。そんなものだ。分かる。分かるよ、羽月。だから落ち込み過ぎることはない。
”・・・そんなのと一緒にしないでください(真顔)”
冗談はさておき、痛いミスが生まれたのは事実。
二塁走者の宮﨑まで帰って来たら同点になる。
ココが踏ん張りどころだな。自らにそう言い聞かせ、再び観戦に集中。
続くバッターは大和。
これまたこれまた、サードゴロに打ち取った。
今回はイージーゴロではない。むしろハードゴロだ。
三塁線の間を抜けようかという、ヒット性の、鋭いゴロだった。
それを羽月はダイビングキャッチ!
捕球するやいなや、素早く立ち上がり、一塁に正確な送球!
見事に大和をアウトにして、ランナーも動くことが出来ず。
あの場面、ボールを体で止めて内野安打に抑えるだけでも、好プレーだ。
なぜなら、外野に抜けて行ったら、走者一掃のタイムリーになっていた可能性もあるから。
解説の佐々木さんは「ミスを帳消しにした」と称えられていたが、僕は「ミスに利子を付けて返した」という表現でファインプレーを称えたい。本職以外のポジションという点も加味すれば尚更だ。利子のパーセンテージが結構高かったんだな。リボ払いかな。
以上、羽月へのアポ無し三塁ノックはここまで。
DeNAさん、サード守備の上達に一役買って頂きありがとうございました。
「サードゴロ3連続っていうのも、そんなにないんじゃない?」
見ていてそんなことを感じたので、大々的に取り上げさせてもらった。
僕が羽月のことを好きだから長々と書いちゃった、というのは否めない(笑)
④:森浦 大輔
<魔の8回を断ち切る粘りのピッチング>
7回に1点追加され、僅差の場面で8回のマウンドへ。
先頭、大和にヒットを打たれた。
続く桑原には送りバントで得点圏にランナーを進められた。
DeNAは代打に伊藤光を送って来た。
粘る。
粘る粘る。
粘る粘る粘る。
(めっちゃ粘るやん・・・)
DeNAと言えば、代打の切り札的ポジションの選手は藤田だと、僕の脳にはインプットされていたのだが。
いやいや、これ、伊藤光だな。
少なくとも今は確実にそうだろ。
だって何投げてもバットに当ててくるじゃん。
1球粘られるごとに、ボディブローのように、僕の不安が増大した。
決着が付いたのは、10球目。
アウトローに投げたチェンジアップに、体制を崩されながらも、しぶとく逆方向に持って行って、ヒットで繋がれた。
(やられた・・・)
あまりにも「やられた~」という気持ちが強かったのか、この時、タイムリーヒットが飛び出して、同点に追いつかれたんだと勘違いしたほどだ。
試合状況を誤認するぐらい、伊藤光の粘りに魅せられていたらしい。
そう。
まだ得点を取られちゃいない。
1アウト1,3塁。
だが、僕の心は、かなり弱っていた。
失点していないのに、失点したような気分になっていた。
おそらく「粘って粘ってヒットを打つ」というシーンを僕が好むからこそ、勝敗を分ける場面で、相手チームにそんな攻撃をやられたから、ショックが大きかったのだろう。
続くバッターはソト。
僕の心の負のスパイラルは止まらない。
甘く入ったボールを痛打されるシーンが頭によぎる。
しかし、森浦は、違った。
”3球連続インローチェンジアップ→空振り三振”
森浦は、何にも引きずっちゃいなかった。
伊藤光のことなんて頭から消えてなくなっていた(たぶん)。
ソトと真っ向から対峙して、自分のベストボールを投げ込み続けた。
「ソトに外はダメ」
野球ファンなら1度は聞いたことがある(?)ダジャレが示すように、ソトは、アウトコースを打つのが上手いバッターだ。
それを見越して、執拗に、膝元に落ちるチェンジアップを、投げ続けた。
なかなか出来ることではない。
1点差。ピンチ。強打者。
不安要素を挙げて行けばキリがない状況。
それでも、森浦は、自分を信じて、投げ抜いた。
ココに僕は「セットアッパーとしての矜持」を感じたのだ。
思えば「魔の8回」と呼ばれた時期もあった。
開幕セットアッパーのザキが打ち込まれ、なかなか代役がハマらなかった。
他の場面では好投していても、8回に抜擢すると、人が変わったようなピッチングになってしまう。そんなことも何度かあった。
そんな苦しい台所事情の中で、森浦が、2軍から昇格してきた。
カープのリリーフ陣の中で、コントロールの安定感が随一のピッチャーだ。
ストライク先行のテンポの良い投球。
ボール先行になってもカウントを組み立ててバッターと勝負出来る投球術。
ファンはすぐに「森浦を勝ちパで使おう!」と熱望するようになった。
森浦自身、登板を重ねるごとに首脳陣の信用度が増していって、勝ちパターン、セットアッパーへと、よりプレッシャーのかかるポジションに格上げされていった。
話が長くなってしまったが。
そういう諸々が、ソトの空振り三振に集約されていたと、僕は思った。
正直、自分で書いていても「壮大な話にし過ぎた感」はある。
それでも良い。
仮に大袈裟だったとしても良い。
それぐらい、僕は嬉しかったんだ。
ソトをチェンジアップで三振に取れたことが。
たとえ誇張表現だったとしても、自分の感情にウソはついていない。
・・・。
こんな風に、まだピンチは続いている状況なのに、感慨に耽ってしまった僕を尻目に、森浦は、続くバッターの蛯名をショートゴロに打ち取った。見事にゼロで切り抜けて、栗林にバトンを渡すことが出来た。
ワンプレー、ワンプレーで感情が行ったり来たりしている僕には、ピッチャーなんて務まりそうにもないな。それが良く分かる一幕でもあった。
<伝家の宝刀・チェンジアップ>
森浦のピッチングを見ていると「困った時はチェンジアップ」と決めた上で、投げているように思える。
それぐらい、チェンジアップの投球割合は多い気がする。
イメージ論ではあるけど、大方、外れていないとも思う。
何球も連投する姿を見て「今日もやってんね」と思うようになったほどだ。
相手バッターからは、確実にマークされていると思う。
実際、伊藤光にしぶといバッティングで打たれたのは、チェンジアップ。
「必ずどこかで投げて来る」と踏んだ上で粘られていた気もする。
”分かっていても打てない球”
伊藤光には打たれてしまったが「バッターに狙われていても捉えさせない」ぐらいにまで、チェンジアップを磨ききってしまおう。極論、そうすれば打たれない。抑えられる。そんな意志すら伝わってくる。彼のピッチングを見ていると。
プロ野球選手の中では華奢な部類に入る。
顔つきも可愛らしくて、控え目な印象もうける。
そんな外見からは、スポーツマンタイプというよりも、文化系男子といった方が、違和感はないかもしれない。
だけど、心の根っこの部分は、メチャクチャ逞しいよ。
肝が据わってるもん。
ピッチングが、それを証明している。
チェンジアップを狙われていそうだと思いながら、そのチェンジアップを投げ込むことって、凄い勇気が要ると思うんだよね。
それを何球も続けたりするんだから。
もちろん、甘く入ってもダメなわけで。
打ち取る確率が高いところに投げていかないといけない。
こうやって文字に書いているだけでも、心がザワザワしてくる。
そんな僕がマウンドに立ったらどんな気持ちになるだろうか。
伊藤光に粘られていた時。
ソトと対峙していた時。
森浦は、どんな精神状態だったのだろう。
うーん。
体験したことがないから、想像することさえも出来ない。
彼は、そんな極限状態の中で、ゼロで、抑えたのだ。
是非とも、今日のピッチングで、自信を深めて欲しい。
君はもう、押しも押されもせぬ、カープが誇るセットアッパーだよ。
これからも頼りにしているぜ(^^)
気になったこと
森下のピッチングを深掘りしてみた
森下のピッチングについてこんなコメントを見かけたりする。
・「いつも塁上が賑わってて心臓に悪い」
・「先頭バッターに出塁されると『またか』ってなる」
まあ、言いたいことは分かる。
自分はそう思いません、と言ったらウソになるな。
だけど、僕はこうも思うのだ。
”紆余曲折ありながらも試合はつくってくれるんだよな”
僕は、森下の魅力は「ゲームメイク能力の高さ」にあると思っている。
これって凄くありがたいこと。
特に、最近は整備されつつあるとはいえ「クローザーの栗林以外は不安定」という時期もあったリリーフ陣を思えば、なおのこと。
ちょっと今回は、見た印象だけではなく、数字も参照しながら、書いてみようかな。
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先発 :14(1位)
投球回:95(1位)
QS :10(2位)
QS率:71.4%(7位)
※順位:セリーグ内
「なっ?」(ドヤ顔)
データという客観的根拠を引っ提げて「だから俺の言っていることは正しいんだ」と正当性を主張する輩は、まずもって、人から愛されるような人間にはなれないので、やめておきましょうね。
”「正しい」ことが常に「正解」とは限らない”
これ、大事なことなので、メモしておくように。
そう書きながらも、自分自身に、言い聞かせるのであった。
・・・
失礼。
話が脱線してしまった。
ただ、僕は「言いたいことは分かる」とも書いた。
それはなぜか。
相手打線を牛耳るようなピッチングがしばらく出来ていないからだ。
「心臓に悪い」「見ててしんどい」と感じるのはそのためだろう。
数字の話でいうと、被安打は、かなり多いんじゃないかと思う。
ココもデータに出してみよう。
被安打 :110(ワースト1位)
被打率 :.293(ワースト1位)
WHIP:1.38(ワースト2位)
※順位:セリーグ内
うん
これもまたイメージ通りと言って良いだろう。
付け加えておくと、WHIPのワースト1位は九里の1.46。
被打率のワースト2位は九里の.275。
被安打のワースト2位は大瀬良の80。
なんだなんだ。
みんなで仲良く打ち合いましょうね、じゃないか。
確かに、ランナーが賑わった方が感情は揺れ動く。良くも悪くも。
まったくエンターテイナーだなあ、ウチの先発3本柱はさ~。。
・・・
「っていうか被安打ダントツワースト1位じゃん森下暢仁きゅん!」
これはさすがに想定していなかった。
イメージ通りでありながらも、その上を行かれた。
まさか、ワースト2位と30本もの大差を付けているとは思わなかった。
被打率が3割弱あるっていうのも、結構しんどいかもね。
ここにフォアボールとかエラーによる出塁が入ってくることも考えれば「三者凡退でサクッと抑えられるイニングがほとんどない」という計算になってくる。
そう考えれば、ファンが厳しい視線を向けるのも、ある意味、無理もない。
日本代表にも選ばれた選手。期待値が高いのも関係しているだろう。
「森下ならもっと出来る!」という思いが本人へのダメ出しを生むこともある。
でも。
そんな中でも、ほとんどの試合でイニングをしっかり食ってくれて、失点も許容範囲内でまとめてくれる。これって、凄いことなんじゃないか。
それについて触れる人がほとんどいないことに、僕は違和感を覚えた。
森下自身、ストイックな性格だ。
それは本人のコメントからも読み取れる。
甘いマスクとは対照的に、自分に厳しい人間。僕はそう思っている。
そんな彼のコメントをそのまんま受け取ってはいないだろうか?
”森下だったらHQSぐらいはあっさりやってのける力がある”
人は、期待値を上げれば上げるほど、感謝しにくくなる。
なぜなら「それぐらい当たり前だよね」と思ってしまうから。
森下の実力を高く評価するのは結構なこと。
だけど、それが行き過ぎると「完全完璧を求める」ことにもなりかねない。
そうなると、お互い、しんどくなってしまう。
最近、森下についてのコメントを見かける時に「もし俺が森下だったら息が詰まりそうだな」と感じる言葉が目立つ。なんとなく、そんな気がした。
だから。
「良い意味で」森下への期待値をちょこっと下げて、ピッチングを見守ることに意識を割いても良いんじゃないかなあって。
甘ちゃんかもしれないが、これが、僕の観戦スタンスなのだ。
森下はようやっとる(^^)
おわりに
<観戦記事というか森浦と森下の考察記事みたいだ・・・>
(笑)
そんなつもりはなかったが、いざ書き出してみると、試合観戦を振り返ったような気がしない。気が付けば、選手個人を深掘りしていた。
特に僕が驚いたのは、森浦について書き綴った部分。
自分自身が思っている以上に「森浦愛」が、僕は強かったらしい。
こうやって文字に起こしてみると、自分でも見えていない自分に気付けたりする。大きなメリットだ。自己理解が深まった。ありがとう森浦。セットアッパーは君しか考えられない。
ちなみに今日はここまで書いて8000文字を軽く超えたらしい。
トータルで見ると9000文字ぐらいにはなりそうだな。
以前、11000文字を書き綴った記事を読み返そうとして、如実に感じたのだが、文章量が多いと、ぶっちゃけ、読む気を無くすよね(笑)
大体、振り返り記事を書き終えると、5000文字ぐらいだったりするんだけど。あれが上限の目安かもしれない。
毎回、長過ぎる。
ネタを絞るようにして書いて行った方が、良い文章になるのかな。
明日の試合はそれを意識して綴る努力をしてみるか。
文章量の削減ってのは「僕が記事を作成する上での所要時間」という意味合いもあるんだけど「自分で読み返しにくい」っていうのが、僕の中で、かなりのストレスなんだよね。
もちろん、自分が読みにくいっていうのは、そのまま、他の人も読みにくいってことでもある。やっぱり、あんまり良いことではないだろう。
例えば、考察記事とかだったら、ある程度の文章量を書いても良い気はするんだけどね。だけど、名目上は「試合を観戦して感じたことをまとめる記事」だから。それを考えれば、長すぎるのはナンセンス。
失礼。
長々と、僕の話を書いてしまった。
最後に、野球にちょこっと触れて終わりたい。
<大瀬良、森下に続いて、九里にも勝ち星を!>
交流戦休みを終えてリーグ戦再開となったヤクルト3連戦。
大瀬良、森下、九里というカープ自慢の先発3本柱を立てて、粉砕された。
だからこそ、DeNA3連戦では、3人とも、勝ち投手になってもらいたい。
今回は書くネタが豊富にあったので割愛させてもらったが、今日もカープは元気にチーム2桁安打を達成。これで「4試合連続チーム2桁安打」となった。
なんかあんまり騒がれていない気がするのは気のせいかい?
「カープならそれぐらいはやる」と認めてくれているんだね。ありがとね。
まあ、打線が活発なのは、間違いない。
4連勝中のチームの勢いに乗って、九里も続いて欲しいね。
今のカープなら、ゲームメイクしてくれれば、勝ち筋が見えてくるはず。
それでは、今日はこのへんで(^^)
(9128文字)