#77 7月1日(金) 広島 5-3 ヤクルト
要約
予告先発投手・チーム対戦成績
<巨人に4勝8敗と大きく負け越している割には・・・>
チーム対戦成績を見てみると、いずれも僅差ではあるが「打率・得点・安打」はカープの方が上回っている。
「防御率」はカープの方が0.5高いので、ココが主要因になるのだろうけど「う~ん、もう1つくらい勝っててもいいんじゃない?」という印象。
だってヤクルト戦の防御率は5.65だぜ?
おっと。
わざわざ自虐ネタをかまして気分を悪くすることもないな。
”巨人のチーム得失点差”
おそらく、ココが原因なんじゃないかと思う。
「-22」でありながらも2位に付けている。
今チェックしてみると、5位の阪神は「+24」だった。
基本的に、得失点差は順位と比例しやすいけど、バラつくこともある。
なぜなら、大量点差での勝ち負けも、1点差での勝ち負けも、同じ1勝(1敗)だからだ。
得失点差の割に順位が上の方だと「試合巧者だね~」と感じるけれど
その逆だと「試合運びが稚拙なのかな・・・」と感じてしまう。
みんなそうだと思うけど「勝てそうだったけど勝てなかった試合」を見させられた時に、一番、ストレスとか悔しさとかを感じるものだ。
今シーズンの阪神ファンは、試されているのかもしれないな。
例えるなら、圧迫面接みたいなもんか。
・・・みたいなもん、か?(適当)
スターディングメンバー
<「1番上本|2番小園」の打順を入れ替えたくなる>
昨日、ちょうど「僕が好きな1番バッター」について、思っていることを書き記した。それを添付する。
「ながっ(真顔)」
記事UP直前に、割としっかり目に、バーッと見直しをしてみて、GOサインが出たらUPするんだけど、それ以降は、基本的に読み返さない。
そうだな。「スキ」が思った以上に付いたら、どこが良かったのか考えるために目を通してみる。それぐらいだな。
なので、こうやって改めて、記事を添付するために自分が書いた記事を読んでみると、まあ、長い。スクロールするだけで疲れる程度には長い。
一応、これでも気を付けているつもりなんだけど、どうしたって長くなる。仕様ということで、一つご勘弁を・・・。
こういう話をするから、また長くなるんだよな(笑)
本題に戻そう。
僕の考えとしては、引用文で概ね説明しているので、今回、特に付け足す必要はないかな。
小園も1番タイプだと思うんだけどなー。
阪神の近本や中野と、タイプ的には、似てる気がするんだよね。
積極的に振りに行くスタイルとか、パンチ力があるところとかさ。
少なくとも、2番ではないような・・・。
「お前さんは攻撃型2番だから好きなように打てばいいよ」っていう声掛けはされているのかな。だったら良いのかな?
僕が打順に対してガミガミ言い過ぎてるフシもある(汗)。
<「2番上本」はハマる気がするんだけどなー>
以前から「2番上本」は、個人的に推している打順。
龍馬が復帰したり、秋山が1軍に上がって来たりすれば、菊池は2番に戻るのが既定路線だと思うけども。
僕としては、崇司が2番に座り繋ぎ役に徹して、菊池は7番辺り、制約があまりかからないないところで、のびのびと打ってもらう。
そんな青写真を描いたりもするのだけど、皆さんはどうですか?(笑)
これはあくまでも、僕のイメージの話なんだけど。
崇司は、制約が多い2番の役割を、忠実にこなしてくれそう。
サインが出れば、期待に応えようと、懸命にプレーしてくれそう。
一方。
菊池は、色んなサインに対応出来る器用さを持ち合わせている。
それに加えて、野球脳に秀でている選手でもある。と僕は思う。
ゆえに、自ら考えて、ケースバッティングが出来るタイプでもある。
そうすると、菊池は基本フリーで打たせたとしても、その時その時で、チームに貢献出来るバッティングを、自ら選択してくれるんじゃないかと思う。
あとは「飛ばす力」という部分でも、菊池は、大きいのも打てるからね。
試合状況によっては、一発長打を狙って、思い切りバットを振って来る。
そういう打撃が一番活かされるのって、それこそ7番辺りな気がする。
「間違ったら手痛い一発を食らいかねない」というプレッシャーを相手バッテリーにかけられるのも、面白いじゃないか。
いやあ、夢が広がるねえ・・・(ニンマリ)
秋山と龍馬が1軍に戻ってきて「完全体打線」になった日が待ち遠しいぜ。
試合結果
<マクブルーム第8号ホームラン!>
打った瞬間ソレと分かる、おっきなホームランだったねー!
あれさ、凄くなかった?
インコースを攻められて、2球目、ツーシームをさ。
モノの見事に弾き返して、あっという間に、スタンド上段に着弾。
分かんないけど、狙い澄まして打ったようなスイングに見えた。
またイメージの話になるけど、外国人バッターって、どちらかと言えば、アウトコースにツボを持っているバッターの方が多いと思うのね。
アウトコース、それも、真ん中から高め付近。
ちょうど、長い腕が伸びて、芯で捉えやすいところ。
そういうゾーンにボールが来たら「待ってました!」と言わんばかりに飛びついて来る。そんな選手が多い印象。
それは裏を返せば「内角に弱点がある」とも言える。
そう考えれば、ホントに上手いバッティングだったと思うよ。
打った打球は「猛打」だけど、打った内容は「巧打」だったとも言える。
ちなみに、ホームラン数を1年換算すると、15、16本ペース。
今日を終えて、試合数が73試合らしいからね。大体2倍の計算。
77試合を消化してるから、4試合、1軍戦に出ていない計算になる。
コロナ禍で合流が遅れて、開幕カードに間に合わなかったんだよな。
あと、頭部死球が当たって、1試合、様子見したやつかな。たぶん。
僕個人としては、良いペースだと思っていますよ。
マクブルームは、年間10本台で、問題ないと思っている。
ちょうど「つなぎのカープ」のチームカラーにもマッチしているし。
今のスタイルで「つなぎの4番」としての働きを見ていたい。
そもそも僕は「マシンガン打線」が好きなんだと思う。
今シーズンを見ていて、それに気づくことが出来たよ(笑)
「あと一本出ない」が続いても、あまりストレスを感じないタイプかも。
「あと一本出たら点が入る状況を沢山作れた証拠だよね」って考えちゃう。
ポジティブシンキングというのか、楽観的というのか、なんなのか(笑)
<後半は0行進だけど内容が濃い試合だった>
結果的に、6回裏から試合終了まで、0が並ぶ試合となった。
スコアだけ見れば「リリーフ陣がビシッと抑えたのかなー?」と思っちゃうけど、実際は、そんなこと全然なくって。
いやあ、荒れましたよね~(笑)
解説の山本浩二さんも触れられていたけど、6回表、小園のタイムリーエラーが出てから、試合が落ち着かなくなった感じはあったよね。
もう、毎イニング、チャンスとピンチの連続だったから。両チーム。
どっちのピッチャーも良く粘ったけど、見終えた感想としては、ウチの方が、土俵際で耐え抜いた印象かな。
特に、大瀬良と森浦は、良く抑えてくれた。
ココはピックアップワンシーンで後述しますね!
※初出:ピックアップワンシーン※
今回から新システムを導入しました。
まあ、一球速報を利用させてもらうだけなんだけどね(ネタバレw)
<戸根 千明:腹を括ってストレート真っ向勝負!>
あと、そうそう。
巨人の戸根!
彼のピッチングも良かったわ~。
ピンチを背負ってからは、開き直って、ガンガン攻めてきたね。
極め付けは、堂林を空振り三振に打ち取った後、崇司を迎えた場面。
大城のサインに、何度も首を振るんだよ。
で、投げたボールは、インコースのストレート。
5回だったかな。
それぐらい首を振ったから、おそらく、大城のサインとしては、アウトコースに逃げる変化球。僕はそう推測したんだけど。
そういうボールを全部却下して、力勝負で捻じ伏せてきた。
見事にコースに投げ切って、ファーストのファウルフライに打ち取った。
ああいう場面って、痺れるんですよ。
これはもう、どこファンとか、関係ないね。
あくまでも僕の場合は、だけど。
カープファンの立場から行けば「あと一本出れば楽な展開になったのにな~」と悔しがるべきなんだけど。ごめん。全くそんなこと思わなかった(笑)
「うわ~!戸根いいわ~!」
普通に声に出して、家族に、アピールしてしまった。
ピンチの場面で強気の投球を貫けるピッチャーが大好物なんだよって。
僕はそんなカープファンなんですよ(笑)
悪しからず。
打者成績
<坂倉 将吾:連続マルチヒットは8試合でストップ>
お疲れさんでした!
ナイスバッティングでした!
今日も良い打球飛んでいたよ!
この前、調べてみたんだけど、小笠原道大の10試合連続マルチヒットが、日本記録らしいんだよね。
なんか「行けるんじゃね?」って気がしてたんだけど。
そんな甘い世界ではなかったな、プロ野球は(笑)
改めて考えてみると、毎試合2本ヒット打つのって、至難の業だよな。
毎試合1本・・も難しいけど、格段に難易度上がるのは、分かる気がする。
だってさ、他のバッターが打たないと、3打席しか回らない試合も出てくるよね。んで、3打数2安打じゃないと記録が継続出来ないわけで。
そして、それぐらい打ちまくっていると、当然、マークも厳しくなる。
今日の試合で言っても、坂倉が故意四球で歩かされる場面があった。
そう思えば、10試合連続って、凄い記録ですよ。
さすが北のサムライ。
小笠原道大、もう名前がカッコいいもんな。
”北海道” の「道」に ”北海道はでっかいどう” の「大」ですよ。
こんなの、日ハムファンから愛されないわけがない(笑)
それと、野球ファンで、彼のバッティングフォームを真似したことが無いって人は居ないでしょう、おそらく。
ほんで、彼のバッティングフォームで上手く打てたって人も、おそらく居ないでしょう。これは断言しても問題ないレベル(笑)
<マクブルーム:固め打ちタイプなんだろうか(?)>
僕が見ている限り、そういうイメージは全然無いんだけどなー。
とはいえ、この前、1試合4安打を放った日も記憶に新しいし。
記録上は、そういう見立てになっちゃいますかね。
6月26日(横浜):4打数4安打2打点
7月 1日(巨人):4打数3安打1本塁打3打点
ちなみに佐々岡監督は「1打席目にヒットが打てば続いていくタイプ」という見解を述べている。
僕がマクブルームに抱いているイメージって「安定感」ってワードなんだけどね。
どっちかといえば、固め打ちとは真逆のイメージ。
言うならば、一日一善タイプだ。
勢いに乗れば爆発的な活躍をするだとか、ムラっ気がプラスにもマイナスにも働くだとか、そういう印象は全然無い。
ただ、現状は、最初に一本出れば、ポンポンっと打ってくれる。
ふむ・・・。
まあ、別に、どっちでもいいわな(笑)
4番バッターが打ってくれるならば、それに越したことはない。
勝利に貢献するナイスバッティングでした(^^)
投手成績
<矢崎 拓也:1イニング2四球と少々荒れ模様>
「7回の男」として2点リードの場面で出番が回って来た拓也だけど、今日のピッチングは、ちょっとドキドキしながら見守ることになりましたねー。
今シーズンは継続して好投してくれているのもあって、先頭バッターのフォアボールは「出しちゃったか~」程度にしか感じなくなった。
そりゃあ、出さない方が良いわけだけど、出る時は出るさ。
それに、そんなことは投げてる本人が、一番分かってることだろうし。
僕としては、ゲッツーを取れて2アウトランナー無しの場面になった後、丸に与えたフォアボールの方が、気になったかな。
拓也自身、何とも言えない表情を浮かべていたんだよ。
おそらく、自分に腹が立った時のような。
僕が思うに
「ゲッツーを取ってホッとして丸への警戒心を緩めないようにしよう」
「こういう場面でホームランを打たれるのが一番やっちゃダメなんだ」
そんな意識が働いた結果、大事に行き過ぎたんじゃないかなと。
山本浩二さんは「2点差あってホームランを打たれても1点リードしているんだから、もっと大胆に攻めて、自分の持ち味を発揮した方が良い」というコメントを残されていたけども。
僕としては、リリーフを経験してきた者として、終盤の場面、1点差でマウンドに上がる。その恐怖感が分かる。だからこそ歩かせてしまった。そんな風に思えたな。
結果として大勢に影響はなかったが、色々考えされるフォアボールでした。
残塁・失策・盗塁
<思っていた以上に少ない(?)残塁数>
後半~終盤にかけて、チャンスとピンチが連続して続いて、且つ、踏ん張りどころで、両チームのピッチャーが粘り切った。
そういう印象が強かったので、もっと残塁しているのかと思っていた。
っだけど、巨人の方が多いのは、納得かな。
大瀬良と森浦は、満塁の場面で、何とか耐え切ったからね。
その2イニングだけで、残塁数6になっちゃうもん。
こういう試合展開の時って、僕は基本的に「ピッチャーがここぞの場面で投げ切れたな」って、解釈するようにしている。
「バッターがここぞの場面で打てなかったな」って落胆したり、怒りの矛先を向けたりするよりも「精神衛生上そっちの方が良くない?」と思うの。
もちろん、試合内容にもよるんだけどね。
例えば、再三、チャンスボールをミスショットしているのが目立つんだったら、それはやっぱり「拙攻」と言われても仕方ないと思うし。
今日に関しては、ピッチャー、良く粘ったくれたと思いますよ。
カープでいうと、アツの強気なリードが随所に光った気もしますね。
あくまでも「試合を見た率直な感想」なんだけどさ。
そんなことを考えていたら「昨日、村上をインコース攻めで封じ込めたのがプラスに働いているのかな」とか、僕は思っていたんだけど、似たようなことを考えていたカープファンって、居ないでしょうかね?
なんとなくだけど、割と居る気がするんだけどな(笑)
成功体験って、やっぱ大きいからさ。
実際、今日も、強打者にインコースをズバッと突いて、押し込めていたし。
もちろん外も上手く使って。
両コーナー、臨機応変に攻めることが出来てたと思いますよ。
これからはアツのリードにも熱視線を送らないとな(^^)
ピックアップワンシーン
<大瀬良 大地:満塁のピンチで中田翔に力勝負を挑み勝利!>
”1アウト1,3塁のピンチ”
坂本が打った打球はショートゴロ。
「よし、ダブルプレーコースだ!」と思ったファンも多いはず。
もちろん、僕もその一人だ。
しかし、小園はファンブルしてしまう。
結果、タイムリーエラーとなって、1点を献上。
なおも1アウト1,2塁とピンチが続く。
いうなれば「天国と地獄」みたいなもんだろう。
小園の、心底悔しそうな表情が、それを物語っていた。
「ワンプレーの重み」を熟知している彼だからこそ、ミスしてはいけない場面でミスしてしまったことに対して、ひどく落ち込んだのだろう。
続くポランコはライトフライ。
続く大城はフォアボール。
そして、2アウト満塁という状況になり、原監督は吉川尚輝を変えて、中田翔を、代打に送って来た。
僕は存じていなかったのだけど、中田、代打成績、メッチャ良いらしい。
”10打数5安打(.500)2本塁打6打点”
この2本、2打席連続代打ホームランらしいよ。
分かった。もう分かったから。
実況の人、それ以上、カープファンの寿命を縮めないでくれ。
僕は、そうだな、たぶん数時間は縮まったと思うぞ。知らんけど。
そんなことをボンヤリと考えながら見守っていた。
結果は、2球で、決まった。
”アウトローストレート → インハイストレート”
一球速報の画面を見ると、若干、要求したゾーンよりも低めに行ったみたいだが、狙い通り、インコースを厳しく突けている。
中田は窮屈なバッティングになって、平凡なセカンドフライ。
小細工無しの力勝負に勝利して、大瀬良は雄叫びを上げたのだった。
「かっけぇわ、我らがエース、大瀬良 大地・・・。」
あの場面、小園のエラーが招いたピンチだったからこそ「このイニングは絶対に踏ん張りたい!」って意識が強く働いた。僕の目には、そんな風に見えたんだよね。
だって大瀬良だぜ。
大瀬良ってさ、そういう人間じゃんか。
言わずもがなでしょうよ。
「味方のミスは俺が絶対に取り返して見せる!」
そういう熱い男だから、あの場面、思いっきり投げ込めた。
見ていて、そんなことを感じたんだよね。
ダグアウトに戻ってからも、良い笑顔してましたよ。
ホント、ナイスピッチングでした(^^)
<森浦 大輔:満塁のピンチでナカジを緩い球で打ち取る!>
”華奢な見た目に騙されない方がいいぜ?”
今日に限った話ではない。
森浦は、強心臓だ。
見ているだけで胃薬を欲するぐらい、胃がキリキリと痛みそうな場面でも、自分のボールをゾーンに投げ込んで、バッターと勝負することが出来る。
「8回の男」に定着した今シーズンは、プレッシャーのかかる場面で投げるたびに、持ち前のハートの強さが更に磨かれている。そんな凄味すらある。
それを象徴しているシーンを、今回、取り上げさせてもらった。
”初球:カーブがすっぽ抜ける → 決め球:首を振ってカーブを選択”
この攻め方は、全く、頭になかった。
おそらく、カープファンも巨人ファンも、想定していなかっただろう。
2アウト満塁。
1打出れば同点。
カウントはツーツー。
当然、遊び球なんて投げている余裕はない。
初球、カーブから入る。
これは分かる。
「1球目から緩いボールは狙ってこないだろう」という判断で、スッとストライクが取れればラッキー。そんな配球だったと思う。たぶんね。
しかし、そのカーブは高めに抜けてしまった。
ナカジは、配球を読んで、バッティングに活かすタイプだ。
おそらく「もうカーブは投げて来ないだろう」と捨てていたと思う。
ましてや、カウントが整った場面。
バッテリーとしては、一番良い球を選択して、全力で抑えにかかる場面。
バッターとしては、そんな最高のボールを、全力で迎え撃つ場面でもある。
「ストレートとチェンジアップに狙いを絞って打つ!」
僕が思うに、ナカジは、そんな読み方をして、打席に立っていたのではないかと考える。
しかし、結果は、違った。
森浦は、首を数回振って、あろうことか、カーブを投げて来た。
"首を数回振って” カーブを投げて来たのだ。
息が詰まりそうな場面で、緩いボールを、自ら選択した。
ましてや、初球、思うようにコントロール出来なかったボールを、だ。
配球を読む能力に長け、現役時代は「読みのコージ」と評されていた山本浩二さんも、思わず感嘆の声をあげていたほどだ。
「中島の頭には一番無かったボールで勝負に来ましたね・・・」
「あそこでカーブを投げるのは相当肝が据わってますよ・・・」
同感だ。
ただでさえ「リリーフピッチャーが緩いボールを投げるのには勇気が要る」と言われるのに、大一番、それも、すっぽ抜けていたボールを、首を振って、自分の意志で投げるなんて。ハッキリ言って、正気の沙汰じゃない。
どういう意図でカーブを決め球に選択したのかは分からない。
考えられるのは「読み打ちのナカジの裏を掻いた」ことぐらいだろうか。
たとえそうだとしても、狙われていないとしても、ゾーンに投げ込めるか。
いくら頭を捻ったところで、常人の僕には、理解出来なさそうだ。
森浦 大輔というピッチャーの深淵に、少しだけ、触れられた気がした。
まったく、底が知れない男よ・・・。
カープのリリーフ陣は、守護神の栗林だけじゃないんです。
森浦 大輔。
皆さん、覚えて行ってください。せっかくだからフルネームで。
彼はタダモノじゃないですよ。
一見、文化系の人かと思うぐらい、華奢で可愛らしいルックスだけど。
内に秘めたるハートの強さは、栗林を凌ぐかもしれません。
今日のピッチングで、また、分からされてしまった。
”カッコ良すぎるギャップ萌え・森浦 大輔”
締めの言葉
<佐々岡さん「1番上本|2番羽月」が見てみたいです!>
これ、前、どっかの振り返り記事でも、書いてたかもしれない。
ホントは「1番野間」が見たいんだけど、試合に出場しないのを見る限り「使わない」のではなくて「使えない」のだと思う。
発表はしてないと思うけど、コンディション不良なんじゃないかな。
2軍に落とすレベルではないぐらいの。
だったら「1番上本|2番羽月」が見てみたい。
この並び、個人的には、凄くワクワクする打順なんだよね。
崇司も羽月も、粘り強いバッティングが出来る選手。
時代とは逆行するけど、嫌らしい1、2番として活躍してくれそう。
<あるいは「3番小園」に戻してみてもいいかもしれない>
1番と2番に誰を置くか考えていたら、ふと頭によぎった。
今だったら「3番小園」も面白そうじゃない?
山本浩二さんは「今の菊池は引っ張りの意識が強くて強引なスイングになっている」と解説されていた。
確かに、言われてみたら、そんな気もする。
外角のボールで空振りを誘われて、手が出ちゃうシーンが目立つかも。
また、黒田博樹さんは「3番に座って役割が変化した影響はあると思う」と付け加えられていた。
うん、それもあるだろう。
僕も「菊池3番」はピンと来ないタイプだ。
まだ「菊池1番」なら、しっくり来る気もするんだけど。
だったらいっそのこと、2試合連続猛打賞と復調気配を見せている小園を、開幕時のオーダー、3番に戻してみても良いんじゃないか?
なんか、そんな気がしてきた。
それに今は「ちょうど試すのに最適な時期」でもあるんじゃないかな?
遅かれ早かれ、秋山が調整を終えて、1軍に上がって来てくれるわけで。
そうなると、大方、1番か3番を打ってもらうことになるはず。
そこで、もしも小園が3番でハマっているのであれば、じゃあ秋山には1番を打ってもらおう、ということになる。
あるいは、小園を3番に置いてみたけどハマらなかったってことであれば、じゃあ秋山には3番を打ってもらおう、ということになる。
これ、結構、いいんじゃないか?
どの結果に転んでも、オーダーを決める上で、貴重な判断材料になる。
それに、小園に「もう一回クリーンアップを張ってみろ!」と発破をかけることで、モチベーションアップにも繋がるかもしれない。
なんだ、いいことづくめじゃないかっ!
というわけで、明日のオーダーの発表を、楽しみに待ちたいと思う。
それでは、また(^^)
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