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イソップ童話「ろばを売りに行く親子」について

周りの意見に流されることがいかに危険か、普段から身を持って体験しているたつやです。

今回は、性格にはイソップ童話ではないらしいんですが、「ろばを売りに行く親子」という物語についてお話しようと思います。

世間の声に流されることがいかに不運な結果を招くことになるのかを教えてくれる物語です。

「ろばを売りに行く親子」の物語は、親子がろばを市場で売るために旅に出るところから始まります。
途中で通りがかりの人々から様々な批判を受け、それを真に受けた親子はその声を真摯に受け止めて言われたとおりに対応していきます。

でも、そのたびに通りすがりの人からは違う批判を受け続け、最終的には不運なことに、ろばを死なせてしまうという物語です。

いつものように、大切なポイントを3つにまとめてみました。

1つ目は、他人の意見に惑わされないことです。
親子が通りすがりの人々から多種多様な批判を浴びて、それに影響を受けて最終的にはろばを担いで歩き、担がれたろばが暴れて川に落ちて死んでしまうという結果になりました。

第三者の意見も時には大切ですが、自分たちが信じることを続けること、自分の判断を持つことの大切さが描かれていました。

2つ目は、目的を考えることの重要性です。
この物語は、そもそもろばを売りに行く目的で親子が旅に出ています。
それなのに、道行く人の意見ばかり気にして、最終的にはろばを売ることすら出来ませんでした。

自分たちが何を目的にして、何をすべきなのかをもっと真剣に考えておけば、この物語のように周りに流されてろばを死なせるようなことはなかったかも知れません。

3つ目は、状況判断と柔軟な考え方についてです。
旅の目的を果たすために、柔軟な発想や状況判断が大切だと僕は感じました。

途中、たしかに道行く人々の意見は多種多様な批判はありましたが、その中には的を射た的確な指摘も含まれており、それらをきっちり状況判断できていれば、最適な旅が出来ていただろうと思うからです。

人の意見を聞くことも、自分の目的と自分たちの信念と、全部をきっちり考え抜いた上で判断しないと、周りの声ばかりを気にしていると本末転倒な結末になることも往々にして起こり得るというお話でしたね。

ということで、本日のまとめです。

イソップ物語「ろばを売りに行く親子」は、周りの意見に流される危険性と、状況に合わせた判断の大切さを教えてくれる物語でした。

多くの意見に惑わされず、自分たちの判断を信じること。目的に応じた柔軟性を持つことが大切です。

生きていく上で、周りの声はどうしてもたくさん聞こえてきます。
いい声も悪い声も、全部に反応していてはキリがありません。

自分が信じたいものだけを信じるのもいいかもしれません。
時には、自分の固執した考えが仇になる可能性もあります。

しっかりした判断基準を持って、周りの意見に対して反応しすぎないように生活していくことが大切だと改めて感じさせてくれる物語だったので、共有させていただきました。

ご拝読いただき、ありがとうございました。

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