漠然と辛い時は、全部が100点満点の辛さを感じてしまっている
ただ漠然と辛いと感じる時が、実はかなりしんどい時だなと感じているたつやです。
今回は、自分がどれくらい辛いのかをはっきりさせることの重要性についてお話しようと思います。
ただ”漠然と不安”な時ってありますよね。
それってかなり苦しくないですか?
どうすれば楽になるのかも分からないし、ただただ苦しい。
肺が重いというか、なんか空気が薄くて息苦しいみたいな感覚。
それと同じくらい、ただ”漠然と辛い”こともしんどいんですよ。
なんか分からないけど辛い。
何が辛いのか自分でもあんまり分かってないけど、無性に辛くて逃げ出したくなる。
けっこう日常茶飯事じゃないですか?
少なくとも僕は、こんな感情しょっちゅうでした。
この頃は、生きることがしんどくて仕方がなくて、毎日つらくて、不安で、ただただ耐えるだけの日々だったんですよね。
何が辛いのか分からない、でも、これの何が辛いのかというと、辛さがハッキリしていないから、どれも全部しんどく感じるんですよ。
きっと辛さに大小があるはずなのに、全部が等しく「辛い」って扱ってしまっているから、全部に辛さを感じて疲弊してしまっているんです。
本来は、「これはあの時の辛さに比べたらマシ」みたいな感情が出てくるんですけど、漠然と辛いせいでその感覚がマヒしていて、ずっと辛いんです。
これ、しんどいですよね。
当たり前です。いつも全力で辛くしんどい状態なんですから。
そんな状態を少しでも良くなるためにお勧めの方法があるんです。
それは、「辛さに数値や点数をつける」です。
今回しんどかったから、100点満点中60点の辛さだった。
前よりも微妙にマシだから、58点かな。
みたいな感じです。
別に厳密な点数をつける必要は全くありません。
ざっくりその時の感じたベースで問題ないです。
大切なのは、今までの辛さと今目の前の辛さを全く別物だと認識することです。
そのうえで、点数をつけることで比較することに意味があるんです。
今の辛さは前とは違うもの。前と比べて気持ちはどれくらいマシなのか、逆にどれくらい辛いのかを考えることが良いんです。
これをしていないときは、きっと「全部100点」な状態か、それに近い状態なんですよね。
でも、意識して比べることで、『ちゃんと全部違う辛さなんだ』って頭に少しずつ認識させていくんです。
一種のリハビリみたいな感じです。
可能なら、それを日記とかにつけていくと効果的です。
あのときこんなことがあって、自分はどれくらい辛く感じていたのか。
この記録は自分が乗り越えてきた照明になるし、辛いことが起こった時の目安になるし、なにより自分と向き合って当時の自分を思い出すためのカギになります。
ただ漠然と辛い状態から、一歩、また一歩と抜け出していくために、自分に合ったやり方を模索してみてください。
この数値化するやり方も、人によっては全然相性合わないかもしれないので、その時は別のやり方を模索しましょう!
ということで、本日のまとめです。
漠然と辛い状態は、終わりのない辛さのように感じてほんとしんどいです。
そんな漠然とした状態は、自分の中で辛いことのレベルが全部同じになってしまっていることが原因だったりします。
辛さに点数をつけて、自分が「どれくらい辛いのか」をはっきりさせる。
他の辛さとどう違うのか、どうくらい違うと感じるのかを自分自身が認識するためにも、点数付けは効果的なんです。
それを見える化したりするのは次のステップなので、まずは自分が感じている辛い出来事のそれぞれを、個別に認識できるようにしてみてください。
もちろん、自分に合わないと思ったら無理に続けるのはNGです。
自分に合うやり方を探しながら、自分が少しでも生きやすくなる道を模索していきましょう!
世の中には、色んなノウハウで溢れているので、色々試してみてください。
良く分からないときは、人に相談しながらで問題ないです。
自分が辛い状態を放置だけはしないようにしてくださいね。
自分大事に、です!
今回は、漠然と辛い状態から脱却するための一つのノウハウとして、辛さに数値を付けるという方法についてお話させていただきました。
何か変えたいと思っている人は、ぜひ一度試してみてください。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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