理想と現実のギャップの正体は、自分自身への『期待』かもしれない
理想と現実のギャップに打ちひしがれやすいたつやです。
今回は、「こうなってほしい」という理想や幻想と「実際はこうだった」っていう現実のギャップの差が大きい人向けの話です。
理想や目標って、誰もが一度は掲げたことがあるのかなと思います。
でも、実際なかなか思うようにいかないですよね。
現実は厳しいとか
夢は叶わないから夢とか
色々言われること多いのが今の世の中だと思います。
確かにその通りですよね。
理想と現実のギャップは、なかなか埋まりません。
こうなったらいいなっていう理想なんて、言い出したらキリがないです。
こうなってほしくないっていう願望も、同じくらい言い出したらキリがないです。。
そんな自分自身の理想や願望、なんで発生すると思いますか?
自分がそこに至っていないから?
自分にないものが欲しくなるから?
出来ていないからこそ、どんどん達成したくなるから?
どれも正解ですよね。
まだまだ理由はあると思います。
人の数だけ、この理想や願望の理由はあるかもしれません。
でも、根源的な部分って実はもっと単純なんです。
そうなったらいいな、それを達成できるかもしれないっていう自分自身に期待しているんです。
「いやいや、自分にできるわけないって思ってるけど、夢見ちゃうんです」
そんな声が聞こえてきました(笑)
僕もこの結論が出た時、同じことを自分自身に問いただしました。
でも、よーく考えてみてください。
あなたは、自分の力で空を飛べないことを心の底から嘆いたことはありますか?
念じるだけで瞬間移動できないからといって人生諦めようと思ったことなんてないですよね?
ね? 願望はあっても、もともと無理だと分かっていることで苦悩することってほとんどないですよね。
もちろん、僕も空を飛びたかったし、瞬間移動に憧れたこともあるし、オーラみたいなものを練れないか考えたことだってあります(笑)
漫画やアニメの世界に憧れて、そんな世界線で生きてみたいなって思ったことなんて数え切れないです(厨二病を拗らせていた時期もありました)
でも、本気度って全然違いますよね。
他人を羨むときと、アニメの世界の能力を羨むとき、全然自分の感情の大きさって違います。
それは、ちゃんと頭で「出来ること」「出来ないこと」を線引きしているからです。
他の人が出来ることは、頭のどこかで「自分も出来るのでは?」と期待しちゃってるってことなんです。
同じ人間なんだから自分も出来るかもしれない、でも出来ない、自分に失望する、他人を羨む、嫉妬するという構図です。
ね、ビックリじゃないですか?
僕も、自分が実は自分自身に期待してしまっていたんだと気付いたとき、ちょっと衝撃を受けました。
あんなに自分のことを卑下にしていたのに、実は心の奥底では可能性を捨てきれていない。
自分に期待し過ぎていたことで、逆に自分自身を傷つけてしまっていたんですよ。
自分に全く期待しないことは悲しいことかもしれません。
その通りです。
大切なのは、自分が自分自身に心のどこかで期待してしまっているという事実を受け入れることです。
そこから、自分に期待しない方が良いのか考える。
落ち込むのは期待していたからなんだということを冷静に受け入れる。
そういうステップを踏んでいくと、今までよく分かっていなかった自分自身の感情の変化に対応できるようになっていきます。
なんとなく、不安、イライラする、羨ましい気持ちが消えない、そんな自分が嫌い。
全然普通です!安心してください。
少しずつ現状や自分自身を知ることで、その不快な気持ちは和らげることが出来るので、ぜひとも一度ゆっくり考えてみてくださいね。
ということで、本日のまとめです。
人は知らず知らずのうちに自分自身に期待してしまっています。
その期待の大きさが、理想と現実のギャップに繋がっていると僕は考えています。
だからこそ、自分に期待しないことを意識する。
期待しても、自分がどこまで期待しているのかを理解しておく。
そうすることで、現実に打ちのめされたり、理想に全く手が届かないことに絶望することはなくなっていきます。
自分を知ることから、始めていきたいですね!
今回は、自分に期待することで起こる現実とのギャップや、それ自体が悪いことではないという話をさせていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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