何事も引き際が肝心
ギャンブルと一緒で、元を取ろうと必死になっていると大抵事態は悪化すると思っているたつやです。
※僕はギャンブルは一切やりませんので、あくまでイメージで喋りました(笑)
今回は、前にお話した母親のフランチャイズビジネスの話の続きをしようと思います。
前のお話はこちらから⇒
結論から言うと、このフランチャイズに関わることで、我が家の借金は増えることになりました。
まぁ、当然ですよね。
ビジネスの「ビ」の字も知らないようなド素人が、何のノウハウもないのに上手くいくわけがありません。
月々の人件費、仕入れの費用、消費税、土地代、電気代・・・etc.
色んなコストばかりが膨らみ、利益はどんどん無くなっていきました。
母親の賃金は無いに等しく、ただ働き同然。
次第に自分の人件費を無視しても赤字になるようになっていくわけです。
最初は儲かっていた、というわけでもないんですよね。
引き継ぐ前はある程度売上があったみたいなんですが、引き継ぐ頃には落ち着いていました。
つまり、事業撤退のタイミングだったわけなんですよ。
それなのに、その撤退事業を個人に押し付けてきたとも捉えられますよね。
事業を撤退しようと思ったら、店舗を引き上げたり、買っていた備品とかを廃棄したり、諸々の費用が掛かります。
それを払わないために、店長を譲るという形で負債を押し付けてきたんじゃないかなって今の僕は思ってます。
・・・ある意味賢いやり方ですよね。
こればっかりは、知識のなかった我が家の負けです。
だって、譲ってもらっただけなんです。
撤退かかる費用の話とか、現時点での利益率の話とかは何も教えてはくれませんでしたけどね。
でも、こっちから聞いてもいなかったんですよ。
自分たちの身を守る術を持っていない状態で手を出してしまったから、痛い目を見てしまったわけです。
お金の知識って大事です。
自分のお金を守るための知識、大事です。
この時のことがあったから、僕はお金の勉強をしたり、決断は自分で考えてからやるように徹底してます。
母親は、あまり反省していません(笑)
でも、いいんです。
それが母親の人生にとって、ある意味良い刺激になったのかもしれないですし、もしかしたら店長だった期間が凄く楽しかったのかもしれませんからね。
本人がどう感じるか、それが人生。
母親が、こういうことに対して無頓着なので、僕がもっと家族を守れるくらいしっかりしないといけないと心に決めた一件でした。
世の中、上手い話なんてそうそうあるもんじゃない。教訓です。
ということで、本日のまとめです。
上手い話には裏があります。
その裏に気付けるか、違和感を感じることが出来るかで、判断基準は変わってきます。
このフランチャイズの話の場合、引き際は一番最初でした。
そもそも話を受けないことが正解だったわけです。
なんで母親に店長の話が回ってきたのかな、っていう疑問をもっと持つべきだったわけです。
自分たちのメリットじゃなくて、相手のメリットを考えてみるのが大事ってことです。
きっと、ヒントはたくさんありました。
それに気付けるだけの嗅覚が、僕や母親に無かっただけ。
だから相手が悪くないというつもりは毛頭ありませんが。。。
説明責任を果たさなかった時点で、僕はこれは一つの詐欺でもあったのかなと思ってるくらいなので。
そんな世の中の流れをまた一つ理解した、我が家の大きな出来後の一つでした。
みなさんも、儲け話には裏がある、自分たちのメリットだけじゃなく相手のメリットにも目を向けるということを覚えておいてください。
きっと、頭の片隅にあるだけで防御力は上がりますので。
しっかり自分を守ってくださいね。
今回は、僕の母親のフランチャイズで借金を作ってしまった話から、物事の判断基準に相手のメリットも考えてみる大切さについてお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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