「父の葬儀計画」(どこから始まるの?)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
昨日、前置きで話を振ったので
帝王(父)の葬儀計画を練るため
実家に訪れた日の
記事を書いてみたいと思います。
てか、ここ数日…すごい雨です。
警報も出ちゃってます。
皆さんのところは大丈夫ですか?
(今日はいい天気だ…)
…葬儀ってどこから計画するの?…
「ねえ、お父さんはどんな
お葬式がいい?」
妹がクールな…いい温度で切り出した。
本人の希望を聞いておくの大事。
( *´艸`)
「そーじゃのー
わしは普通の人間じゃない…からなー」
(↑ 自分で言うな!)
天狗のような鼻と目線で…
「死んだあとは無になるから
何でもえーよー」
…だって。
「あ!そうなん?‼ 笑」
ニヤリと妹が嬉しそうだ。
妹がプランを提案…
「通夜は普通の顔だけど
葬儀では歌舞伎メイクしよう!」
…んあ??
(゚Д゚;)
(↑ 帝王)
帝王は…ビックリ顔で
「いや~、参列する人が困るで…
最近の葬儀はどんな感じなんかの?」
そういうから、調べたら…
生前の写真を使ってスライドショーを
葬儀の前に流したり
音声データを流したり…みたいよ。
「そんじゃあ、わしは違う感じがえーよー」
「やっぱり歌舞伎メイクじゃん! 笑」
妹が再びそう言うと帝王は…しばらく
考えてた。
「顔だけが歌舞伎じゃあ変じゃろ。
衣装も準備しとかんとのー」
あれ? 乗ってきたぞ…。
「そうじゃね!お色直ししようね!
でも父さん…
恰好だけじゃ足りんくない?」
妹があおると…
「遺体が動くとか!」
自分でアイディアを出す帝王…。
そこから、どうやって遺体を
操り人形のように動かすか
真剣に話し合っている帝王と妹
どうやら、ryukoは女優として
悲しそうな雰囲気を醸し出す
お役目をいただいたようだ。
妹が陰から帝王の遺体を操り
参列者に遺体が挨拶する仕様が
採用され…
「化粧はryukoに任せようで!」
(; ・`д・´)!…私が得意なのは
死に化粧?であって…歌舞伎メイクではない。
(仕方ない、練習しとくよ…)
その会話中の目がキラキラしている帝王。
いいのかい?
あんたはそれでいいのかい?💦
「あ!父さん!棺桶や父さんに
電飾も付ける?」
「わしゃー、クリスマスツリーになるんか?」
「そうそう!普通の人じゃない葬式じゃん!」
「ほーかー。じゃあ、わしの体に
線が出るのは嫌じゃけー見えんように
装着してくれよ!」
「私に任せて!姉ちゃんと協力して
上手に飾るけん!」
…なんちゅう会話じゃ…(笑)
こうやって帝王の遺体は…
「おもちゃ」となり計画が進んでいった。
「参列者、絶対ビックリするよね!」
ワクワクしている妹…
これ、どうやって葬儀が始まるの?
(;゚Д゚)
「わしがのー
それでは葬儀に移ります。
ゆーてしゃべるんよ🎵」
「え?父さん、実は生きてる…的な?笑」
楽しそうな2人の会話を
しばらく黙って聞いていたryuko…
思わず…
「蘇っちゃダメ!ダメ!
父さんは死んでて!」
気が付いたら…そう口にしていた。
2人は大爆笑…。
「なんだかんだ言っても
ryukoが一番ひどいのー」
(;・∀・)!
ありゃ、またやっちまった!
おっと、違う!
私がひどいんじゃないもん。
もともと葬儀の計画じゃん!
生きてたらただの
「壮大なドッキリ」じゃん!
参列者に申し訳ないじゃんねー。
「そうよね! 父さんは死んでて!
後は、私たちに任せて!」
意味わからん自信満々の妹の発言に…
「よし!あんたらに任せて…
死のう!
警察に捕まらんように
うまくやれよ!」
…これ、葬儀の計画?
いや、計画殺人でも起きそうな予感…。
帝王を私たちが殺すところから
計画するわけ?
(=_=)
まさか、帝王がここまでノリノリで
自分の葬儀を計画するとは思いませんでした。
(それも…とても個性的な…)
いやはや、方向性が変な発展を遂げて
どうやって帝王を「死」に導くか…
そんな計画にも積極的な帝王さん。
変な親子…
改めて思い知りました。
んま、その計画の一部でも
実際の葬儀には取り入れてあげましょうかね。
( *´艸`)
P.S
帝王さん…お願いです。
普通の葬儀よりお金がいりそうなので
確保しておいてください…。