「名古屋のお義母さん」(会いに行きます)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
私の二番目の旦那は死んでしまいましたが
名古屋にお義母さんがいます。
旦那が生きている時は
「天涯孤独で身内はいない」
そう聞いていたのに…
亡くなったら、警察がお義母さんを
連れてきたのです。
…出会いから現在まで…
お母さん、いるんじゃん!!💦
初対面は警察署だった。
「…初めまして…すみません」
顔を上げることも出来ずに
出せる言葉はそれだけだった。
そんな私を無視して
お義母さんは息子と無言の面会に行った。
背は低いが化粧が濃く目がギロッと大きい。
ショートカットの髪型は活発な印象を受けた。
…70代かな…
息子が広島にいることも
ましてや、結婚していたことも知らない。
15年ぶりの無言の再会は
受け入れがたいものだろう。
面会から帰ってきたお義母さんは
「話を聞かせて」
怖い顔をして私に詰め寄る。
警察署の一室を借りて
今までの経緯を説明した。
…しばらく、黙っていたお義母さん。
「ryukoさん!ついてきて…」
市役所や銀行を2人で回った。
気まずいが…仕方がなかった。
でも、そのうちにお義母さんは
私を受け入れてくれて…
表情も和らいだ。
「…ryukoさん、息子が迷惑かけたね…」
ひと段落した時、そう言って…
静かに泣きんさった。
気が張っていたこともわかる。
状況を理解するのに
時間がかかることも分かる。
一緒に泣いた。
それから、いろいろ手続きをして
旦那の骨を持って名古屋に帰っていった。
私の手元にも少しだけ骨をくれちゃった。
一度だけ名古屋に遊びに行ったときは
旦那の思い出話ばかりして過ごした。
あれから11年。
年に数回、連絡を取る仲になった。
それが今年に入って
初めての電話。
「ryukoさん…私、癌になっちゃった」
もう、治療が出来ず対症療法しかない
年を越せるかわからない…
身内は年寄りか死んでしまって
誰もいない…。
ryukoに会いたい…
というではないか。
右肩から腰にかけて…を中心に
全身が痛くて息もしづらいと言いつつ
電話をくれた。
これは、行かなくては…。
ということで!
日曜日から行ってきます。
<m(__)m>
もしかしたら
noteできないかもしれません。
連続投稿の段ではないし
ストック記事もありません(笑)
皆さまにはご迷惑を
おかけするかもしれませんが
ご了承ください。
「名古屋に行く」と魔王(母)に
告げたらついて来るそうな…(笑)
そのまま静岡の姉の所にまで
足を延ばしたい…
…あい分かった!
一週間弱の旅程になりそうです。
旦那が死んでからのご縁で
不思議なまま関係を続けてきましたが
今ではよくしてくださるので
向き合ってきますね。
食べるものの手土産はいらない
強く拒否されたので…
旦那の分骨された「骨」を
持っていくことにします。
お返しするときが来たのでしょう。
お義母さん…待っててください。