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「叔母と叔父の最期の再会」(夫婦を考える)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

さすがに家を連日空けているので
再び疲労モードです。(笑)
皆さんには、ご迷惑をおかけしています。
記事をあげるだけで精一杯という
状況ですが…(´Д⊂ヽ

ご了承ください。

トップ画像は叔母の家から見える景色です。
田舎の澄んだ空気がおいしい場所なんですよ。

      …叔父との再会…

   二週間前に叔母は叔父に会いに
    病院へ行き、手を取り合って
      「会いたかった」
   抱き合って再会を喜んだという。

   叔母は亡くなった当日も叔父に
    会いに行く予定だったそうだ。

     叔母の家に泊まった私は
     病院へ入院している叔父を
     迎えに行くことになった。

     当家の子どもたちが葬儀を
     抜けるわけにはいかないから…
     魔王(母)と2人で向かった。

   私たちに会うと叔父は笑顔いっぱい。
    大好きなドライブが出来ることが
       楽しみなのだろう。

       チクッと痛む胸…。
   まだ、叔母の死を伝えられていない。

   「おねえさんに会いに行くんよ。
      ちょっと事が変わったけーね」

      やっと出せた魔王の言葉。
    それ以上は言えなかったようだ。

        葬儀場に着くと
      きょとんと目を丸くし
      察したような表情の叔父。

     「お母さんは…死んだんか?」

     迎えに出ていた子どもたちが
    祭壇の前に連れて行ってくれたが
     みんなで涙の再会を見守った。
      会場全体が涙に包まれた。

  私は、着替えなどの準備をしていたので
       立ち会えなかった。
       その方がよかった…。

    普段はあまりしゃべらない叔父が
       ご住職の顔を見て
     「よろしくお願いします」
    はっきり伝えた…と後から聞いた。

    周囲にいた者は驚いたんだって。

      気丈に振舞ったのだろう。
    面会したのは葬儀の前の一時間だけ。
      葬儀中に病院へ戻る予定。

     あっという間の時間だった。

       病院へ戻る車の中…
    バックミラーで叔父の顔を見ると
        うつむいている。
      かける言葉もでなかった。

      それでも病院に着くと
      笑顔で手を振って別れた。

      おじちゃん…すごいね。
        頑張ったね…。
         ごめんね。

      喧嘩もよくした夫婦だが
        仲が良かった。
      老夫婦2人で体の限界まで
        家で生活をして…。
      支えあって生きた晩年。

       仲のいい夫婦は
    伴侶と死に別れるともう一人も
    後を追うように亡くなると聞く。

       叔父が心配だ。

  ひどく気落ちせずにいてくれればいいが…。

    会場に戻ると葬儀は終わっていた。
     引き続き行われる初七日から
      魔王と私は参列した…。


     全てが終わったのは夕方。

     名古屋・静岡と家を空け
    戻ってきてすぐの叔母の訃報。
    10日くらい家に居なかったため
    旦那ちゃんにご飯…作らなきゃ…。

       「ryukoさん!」

    旦那ちゃんの声で気が付く。
      簡単な食事を作って…
    私は台所の床で倒れるように
     寝てしまっていたみたい。
         (*´Д`)

        記憶がない…。

    仕事から帰った旦那ちゃんは
     そりゃ、慌てるだろうな…。
        ごめんよ…。

     食事してお風呂に入って
      早々に寝室へ行った。
      疲れただろうからと
     足腰をマッサージしてくれた
        旦那ちゃん。
       (ありがとう…)
     そのまま寝てしまった私。

       朝、目が覚めると
    旦那ちゃんは仕事に行っていた。

        一人で思う。

    もし、私たち夫婦どちらかが
       亡くなった時には…
        残された方は
    後を追うように亡くならずに
      強く生きようねって。

    旦那ちゃんが仕事から帰ったら
      伝えようかと思ったが…
    その前に「お墓」の話になった。

       私たちの苗字は…
    双方の実家の名前ではない。
    諸事情で…「お墓」がないのだ。

    今後どうしようかと悩んだ。
     まさに「はかない人生」
         (;^ω^)

      考えとかないとね。
   家族葬でもまとまったお金がいるし
   本人が葬儀はしなくていいと言っても
       残された者は…
    はてさて、どうしたものだか…
     そんな状況になるだろう。

  私は叔父のように気丈でいられるだろうか。
    出来れば…先に逝きたいと思った。


 家族葬でも30人以上集まった
 叔母の葬儀です。
 生前多くの人に愛されていたんですね。

 そして、叔父を会わせてあげられたことが
 何より大役を務めたと自負しています!(笑)

 今日は、私の弟がお線香をあげに
 帰ってくるので…
 魔王が一緒にいてほしいと
 私に頼んできました。

 魔王も疲れていることでしょうから
 協力してきますね。


  P.S
   今年…身内の死は三人目です。
   続く時は続くものですね。


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