「島根県・経島」（海底遺跡にみる過去の神事）
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
妹と日御碕神社に訪れた際に
もう少し、不思議なことがあったので
今日はそのことについて
書きましょう。
…おばちゃん、ほんまか？…
日御碕神社は、海のそばにあり
潮風も感じる神社。
妹と稲荷社での体験話に
花を咲かせながら
神社を出て海側に歩くと
目の前に鳥居の立つ
「経島・ふみしま」が見える。
少し足を延ばせば行けるその場所に
未だ行ったことがなかったのだが
この日はフラフラと歩いていた。
島にも上空にもウミネコが
たくさん…（笑）
この地域の海底には
遺構が多数存在するという。
専門家の調査はしてないが
地元のダイバーが潜り
自然に出来たものとは到底思えない
人工物が残っていることを発見。
ウィキペディアには
「経島から海に入ると
玉砂利を敷いた参道や階段
亀の形をした石など
信仰活動に使われたと
考えられる海底遺跡が広がる」
とある。
周辺に大きな断層があり
地滑りを起こした可能性が
高いという見解から
地震（西暦880年 出雲地震）によって
海底に沈んだことが予想できる。
その出雲地震よりのちに
「経島」にて「夕日の神事」が
行われるようになり
今も年に一度だけ神職が
足を踏み入れることを
許されている神域となった。
また、経島にあった「日沈宮」が
日御碕神社に遷宮（西暦948年）されている。
現在はこの経島…
ウミネコの繁殖地として
国の天然記念物にも指定。
今は海底に沈む「神域」が存在し
昔はそこで神事が行われていたと考えると
感慨深い。
離れた場所から波の音を聞き
経島を眺めていると…
無言ながらも偉大な意志を持ち
その存在を知ら占めるが如く
何かを語りかけてくるようだ。
また海底からも神域オーラが
湧き上がってきて…
当時、どのような神事が行われていたのかを
脳裏に映像化して見えた。
思わず、手を合わせた。
謎のままにしておくには惜しいが
訪れた人は壮大なロマンを
体験できるだろう。
しばらく海を眺めた後
近くのお店に立ち寄り妹と2人で
甘酒・イカ焼き・サザエのつぼ焼きを
いただいた。
運んで来てくれたおばちゃんは
ニコニコと接客してくれる。
「あんたらは姉妹じゃろ！
今日“姉妹”が来ること…
夢で見とったよ。
今、全国からこの地に
呼ばれてくる人が後を絶たないけど
私が夢に見た2人だからよっぽど
呼ばれたんじゃろーて…笑」
(;・∀・)！
妹と顔を見合わせる。
妹は「稲荷社」？
私は「経島」？
？(;・∀・)？
おばちゃんの夢に私たちが登場したの？
「ここに住んどると不思議なことが
あるもんでねえ…」
夢で見た姉妹と同じ顔の私たちを見て
すぐにわかったという。
赤い着物（妹）と白い着物（私）を着て
二人並んでお参り後に
この店に立ち寄る…そんな夢だったと。
着ているものこそ違えど…
おおかた…合ってる。
それに最初は店に
立ち寄るつもりもなかったのだが
なんとなく二人して
入ってみようかと入店した。
そのおばちゃん…
お代をたくさんおまけしてくれた。
「おもてなし出来てありがたい」
そう言って…。
いやいや、申し訳ないからと
断ったのだが、ここは
頑固なおばちゃん（笑）
ありがたく、おまけしてもらった。
あるんだなあ、そんなこと…。
丁重にお礼を言って帰路についたが
なんとも不思議な出雲参りの一日だった。
記事にしていると
2人でまた行かなくては…
そう思わせてもらいました。
こんなにも「不思議」の詰まった
お出かけは貴重な体験です。
・北島国造館でのお爺さん
・日御碕神社のお稲荷さん
・経島で見た過去の神事映像
2人でなかったら…
起きていなかったことでしょう。
P.S
経島のことも知らなかったので
後から調べて納得しました。（笑）
盛大な昔の神事…見せてもらったこと
感謝しています。