見出し画像

「父、自作の…マコモ」(お茶にしてみようぜ!)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

帝王(父)の葬儀計画のため
実家に帰った日のこと…
帝王がウキウキと「ryuko!」って
声をかけてきました。

その顔を見てすぐにわかったんです。
こりゃ「マコモ」を見せたいんだなって…。
( *´艸`)
(まだ葬儀計画の話になる前)

帝王は今年、自分で作った「マコモ」で
しめ縄を作る予定です。

      …思い付きでマコモ茶…

       収穫し、天日干し後
    陰干しのために部屋を準備している。

     その部屋の戸を開けた瞬間から
    何とも言えない芳醇なマコモの匂い。

       うわ~、すごいね!

   「わかるか!ryuko!
     ほーじゃろ!たまらんのんでー!」

   …その顔を見たら自然と笑いが出る。
  帝王からはワクワクの匂いが醸し出ている。

    こりゃ、マジハマりしてるな…(笑)

    しかし、乾燥マコモを見た時!
        (´゚д゚`)!!!
     想像した時よりも「凄い」

伝われ!このオーラ…

       なんて言うんだろ…
       圧倒されるような…

      長さもしかることながら
  まるで存在感のオーラを放っているようだ。

     部屋中が干してあるマコモの
      匂いで充満しているぶん…
      神々しささえ感じる。
      …さすが「神が宿る草」

      そのマコモの束を握り
    カシャカシャとする音と手応え…
  満足そうな帝王の、にやけ顔は止まらない。

     一度選別して干しているが
   乾燥途中で再び選別しているらしい。

後ろの襖…帝王が描いた水墨画…(笑)

     そして、ランクが低い葉を
     そこから引き抜いた帝王…。
    母屋まで握ったまま戻ってきた。

         夕食後…
      ふと、思いついた私は…

        ねえ、父さん…。
  そのマコモを刻んで「お茶」にしてみない?

    「こりゃあ、乾燥が足りんで!」

     いやいや、もう十分でしょ。
     1か月以上は干してるし…。
    それ以上干したら…お茶にした時
       溶けるよ?(冗談)

        「そーよの!」
   正解かどうかわからない帝王の返事で
    「マコモ茶」を作ることになった。

   といっても刻んでお湯で煮出すだけ!
         ( *´艸`)

たったこれだけで3人分…飲めた!

  刻んだマコモの葉をお湯で煮出していると
    ほんのり色が出てきて香りが立つ。
      (ryukoもワクワク!)

水分を吸って葉っぱが膨らんだ!
まだ煮出し始め…

      もーいーでしょー!(-ω-)/
       (気分は水戸黄門)

ちょいとナミナミだが…よし!(笑)

      上の妹と3人で試飲…。

      おー! 初めての味だ…。
   飲みやすくて後味に少し甘みを感じる。
     例えるなら、甘茶に近いかも。

    甘茶と違うのはスッキリ感がある。
       清涼感もあるかしら…。

    「思ったよりも飲みやすいねー」
         妹は言うが…

    自他共に認める「味音痴」の妹は
  何を食べても飲んでも「美味しい」という
      幸せな味覚の持ち主だ。
          (。-`ω-)
   (こいつの言うことは…信用できん)

         帝王は…
  「こりゃあのー、もう少し煮出す時間が
      短くてもよかったかもしれんのー」

       あー、そうかあ。
  んじゃあ、二番茶ならもっと短い時間の
     煮出しで、大丈夫ってことね!

        そして二番茶…
      …これが一番…「うまい」
      まろやかさがアップして
     口に優しくスッキリ感と甘み…。

     「う~ん、違いが分からん🎵」
      そんな妹を置いといて…(笑)

     「こっちがえーの!」←帝王
     じゃね~!うちもそう思う。
    癖が減り、いいとこ取りって感じ!

      3人で試飲会をしていると
      下の妹が長男を連れて訪問。

       その長男にヒットした。
      (わかる男じゃねーか!)
       高校一年生の彼の舌は
       素晴らしい。(*’ω’*)

       下の妹の反応は…
    可もなく非でもなくって雰囲気か?

    まあ、薬草茶…みたいなもんだ。
    (下の妹の方が…信用できる…)

       三番茶が限界だった。
        味は、もう薄い…
    好みによるが…この…ほのかな味
        風流だ…(笑)

      ふと…この味は正解か?

          (゚∀゚)!
       父さん、マコモ茶…。
   この前、出雲・日御碕で買ってきたから
       飲み比べてみるよ!

イカと一緒に買ってきた!( *´艸`)

    「やっぱりryukoは…
       わかっとるじゃないか!笑」

       嬉しそうな帝王に…
    フン!って感じの2人の妹…(笑)
  (興味のあるところ…似ている私と帝王…)

      後日、出雲で買ってきた
      マコモ茶を飲んでみたが…
      そんなに差はなかった🎵

   ていうか、芳醇な香りが楽しめたのは
    自作「マコモ茶」の方だったかも!
         ( *´艸`)


 実家に行くたびに…
 一本ずつ拝借しても…
 気付かれないだろう、マコモ葉…。
 (#^.^#)

 …後が怖いので…やめておきましょう。

 初めて飲んだマコモ茶は
 美味しかったです。
 来年は「お茶用」にも
 栽培してもらいましょうかね。

この田舎っぽい感じ…好き(笑)

P.S
 「おねえちゃ~ん、私…よくわからん」
 「おねえちゃ~ん、私も…」

  こんな妹たちが…
  おかしくて、なんねーよ!(笑)

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集