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「県展」に観に行きました

 岡山県立美術館と天神山プラザで開催された「県展」に行ってきました。
今日が1期の最終日でしたが、日本画、洋画、工芸、書道、写真、彫刻と、さまざまな作品が展示されており、どの作品も心に深く響くものでした。

 特に書道の展示では、筆の流れるような運びや力強さ、かすれ加減が独特で、近くで見るとその迫力がさらに伝わってきました。
坂村真民さんの詩が多く使われており、その言葉の力強さと優しさに感動しました。

 坂村真民さんの「二度とない人生だから、1輪の花にも無限の愛を注いでいこう」という詩は、日々の生き方を問い直すようなメッセージが込められており、とても印象的でした。
また、彫刻の展示では、人や動物の存在感や力強さを感じたり、細部にこだわった繊細さに驚きました。
 特に猿が、袋の中の小判を覗いている彫刻は、とてもユニークで、実際に彫刻の袋の中を見てみると小判がたくさん入っていました。

 日本画や洋画では、光と影、遠近法の表現が素晴らしく、自然の美しさや日常の何気ない瞬間を捉えており、感動しました。

 美術館を後にしてからも、その余韻がずっと心の中に残り続けました。
素晴らしい作品の数々に触れることができ良かったです。

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