自律神経を整え疲れを取る水風呂の入り方。
皆さんは何故、銭湯や温浴施設に水風呂があるか、ご存知ですか?水風呂、使ってますか?
今回の記事では水風呂の有効的な使い方と、水風呂を使う事で得られる嬉しい○○効果を書いていきます。
効果的な温と冷の繰り返し方
何故水風呂があるのか、それは「交代浴」をするため。「温泉に来てわざわざ冷たい水に浸かるなんて信じられない!」そう思われる方もいるかもしれないが、正しく水風呂を使う事で逆に体を温める効果がある事を知って頂きたい。
まずは効果や理屈の前にやり方を紹介します。
1.90秒程お湯に浸かる2.9秒水に浸かる3.1と2を8回程繰り返し最後は水で終わる
だけ!。このやり方はあくまで私がおススメする方法で、人によって回数や浸かる時間は様々なので無理のない範囲で自分流にアレンジしても大丈夫。私自身も1回めのお湯は5分、10分と浸かる事も有るし、水を15秒くらいにする事もよくある。その日の体調に合わせてあくまで目安として参考にしてみて下さい。
その上で!絶対に守って欲しいルールは「必ず最後は水で終わる」という事。最後に体を冷やす事で血管が縮まり、体温を上げようとするのでお風呂から上がってもどんどん体温が上がってきます。逆にお湯で終わると体を冷まそうとして体温が下がり、湯冷めするので注意です。
交代浴の効果
では交代浴をする事でどんな効果が得られるのか。
まず1つは自律神経が整えられるという事。自律神経は「交感神経(体を興奮させる)」と「副交感神経(体を落ち着かせる)」を合わせた総称で、人は運動する時、休む時、等この自律神経(興奮と落ち着き)のバランスを調整している。このバランスが崩れると、元気を出したい時に体が重い、ゆっくり休みたいのに体が休まらない、といった症状が現れ、呼吸器、消化器等も上手く働かなくなります。一般的にこのような状態を自律神経失調症といいます。
そして交代浴をする事でこの自律神経のバランスを整え自律神経失調症の症状を改善する事が出来るのです。
自律神経失調症の症状は記事最後にまとめておきます。
2つ目は冷えの改善。指先、足先の循環が改善される事で冷え性が改善される。基礎体温の上昇も期待でき、免疫力が上がる。
3つ目は血管の若返りと疲労回復、そして美容効果です。
2つ目、3つ目は共に血管が縮んだり広がったりを繰り返す事で得られる効果です。
何故自律神経が整うのか
何故交代浴で自律神経のバランスが整うのか。自律神経は「興奮」と「落ち着き」のバランスであり、これはスイッチのように切替りで作用している。
冷、温を繰り返し肌で感じる事で、「冷たい!興奮して体を温めるぞ!」「温かい!落ち着いて体を冷やすぞ!」という自律神経の切り替えスイッチが頻繁に切り替わります。するとスイッチの切り替えがスムーズに行えるようになり、自律神経のバランス調整が上手に行えるようになるのです。
自律神経失調症の症状
慢性疲労、ダルさ、偏頭痛、目まい、耳鳴り、動悸、ほてり、微熱、睡眠障害、便秘、下痢、手足の痺れ、頻尿、残尿感、喉の不快感
イライラ、不安感、落ち込み、やる気が出ない、疎外感、憂鬱、焦り、感情の起伏が大きい
〜まとめ〜
①交代浴をする事で、自律神経の切り替えがスムーズになり、バランス調整が上手くなる②最後は水で終わる事
日々ストレスと戦うみなさん、特に連休明けなどは気分が落ち込んだりしやすいですよね。
毎日のお風呂をちょっと工夫するだけで体調がすこぶる良くなるとしたら、交代浴、やってみたいですよね?笑
最初はいきなり水に浸からなくても、足に水をかけるだけでも大丈夫。是非今夜から試してみてください。
広いお風呂で効果的に交代浴をするのに近場の「銭湯」がオススメですよ!
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