見出し画像

これからの旅行はリジェネラティブ・トラベルで決まり!

こんにちわ!

リョウタロです。


最近はトイレを素手で掃除をしているので指の皮がなくなってきました。

しっかり保湿をしていこうと思います。

さて、今回はリジェネラティブ・トラベルについてお話をしていきたいと思っています。

そもそもリジェネラティブ・トラベルとは?

リジェネラティブ・トラベルとは、直訳すると『再生可能な旅』です。

これは、『環境をよくする』と言う考え方になります。

以前はサステナブル・ツーリズム=持続可能な旅行を紹介しましたが、これは破壊を遅らせているだけで改善にはなってないと言う意見がありました。

そこから、今回のリジェネラティブ・トラベルと言う言葉が生まれました。

Future of Tourism Coalitionと言う6つのNPOが連携して結成した組織が、「リジェネラティブ・トラベル」の取り組みとして、「より良い明日を築く」ことを目標にしています。

ここで、僕はある漫画のワンシーンを思い浮かべました。

それは『北斗の拳』です。

その最初の方のミスミのおじいさんが言った言葉です。

『今日よりも明日なんじゃ』

これは、食糧難にあえぐ村のために、半年探し回ってなんとか手に入れた種もみを届けようとするが、シンの部下スペード達に襲われるところです。

村人に種もみを届けようとした時、スペード一味が村を襲撃。彼が投げた槍で、ミスミじいさんは体を串刺しにされ絶命してしまう時に言った言葉です。

これは、今とは少し違う部分もあるかと思いますが、リジェネラティブ を考えるにみんなが思っておかないといけないことだと思います。


何をするの?

さて、話は変わりますが、結局は何をしたらいいのでしょうか。

簡単な例で言うと、観光税や入国税でしょう。

そこで思いつくのが、日本でも入湯税と言って温泉に入る時にかかる税金があります。

それも立派なリジェネラティブといえるでしょう。

また、海外の例で言うと、

カンボジア「シンタ・マニ・ワイルド」

ここはカンボジアのカルダモン国立公園の南東部にある、シンタ・マニ・ワイルドというベンスリーコレクションによるラグジュアリーな宿泊施設です。

1泊が約20万円〜となっており、最低でも3日間以上滞在しなければいけません。

渓谷の沿いに建てられているここでは、環境に優しいアクティビティといわれるジップラインやバードウォッチングなど様々な自然体験が出来ます。

その中で、リジェネラティブと言えるのはリゾートで120名程度のスタッフを雇っているが、その7割が地元住民といいます。

さらに、驚きなこととはその中で違法伐採者が働いていると言う点です。

彼らは、違法な伐採をしたくてしていたわけではなく、知識がなかったり収入を作る為に仕方なく働いていました。

そんな彼らの教育の場所として、さらにはそれが森林を守ることや動物を守ことに繋がると、まさにそれこそがリジェネラティブ の考え方だと思います。

この他にも、たくさんの行いが評価され多くのアワードを獲得されている現在最注目の事例です。


日本で普及させるには?

そうは言っても普及しなければ意味がありません。

ではどうやってそれを普及させるのか?

ここで富裕層をターゲットにする重要性が出てきます。

何かを広めるにはやはり富裕層の間で流行ることが大切です。

それは、今までの歴史を見ても同じだと思います。

そもそも、観光も元々は富裕層だけしか出来ませんでした。

そこに、車や電車などの交通網が整備され、一般市民でも行けるようになり今では格安の飛行機などもありみんなが行けるようになりました。

このように、何かを広めたい場合は富裕層をターゲットにすることはとても重要です。


日本の観光は正直まだまだ富裕層をターゲットにするほど整備は整っていません。

それは、資源がないと言うことではありません。

逆に資源はどの国にも負けないほど持っています。

それを活かせていないのです。


日本がサステナブル、リジェネラティブ 本当に達成する為には富裕層にきてもらうための整備をもっとしていくべきだと思います。


最後に!

これまで書いたことで私はあることに気づきました。

それは、これからは観光地が人を選ぶと言うことです。

今までは、旅行者が行き先を選び、好きなところにいけました。

しかし、これからのコロナ後の世界では観光地は自分にプラスになる旅行者を選び受け入れていく必要があります。

その為には、旅行者が観光地に何を与えられるのか。

ここはとても重要だと思いました。


では、また〜👋

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集