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毎日更新が1700日になった

毎日更新が1700日になった。あと300日継続すれば、大台の2000日に到達する。今のペースで進めれば確実にその数を達成できるはずだ。その根拠はこれまで積み上げてきた自信から作られたものである。体調不良や仕事による多忙など書かない理由を作るのは簡単にできたけれど、それでもなんとか今日まで継続してきた。これまでの積み上げはきちんと自己肯定感の上昇あるいはキープに繋がっている。

毎日更新を始めてから100日に到達するまでの道のりは本当に長かった。それまでに何度か毎日更新を試みた記憶はあるが、どれも長くは続かなかった。書かない理由を作るのは簡単だ。仕事が忙しいや体調不良といった理由さえ作れれば、すぐさま毎日更新を辞められる。実際、途中で何度も心が挫けそうになった。その大きな要因は当日の0時までに更新すると決めていたためだ。決まりごとのハードルが上がれば、脳内がそれで埋め尽くされてしまう。今日も0時までに書かなければならない。自らにプレッシャーを与えた結果、いつしか書くことが義務に変わっていた。

その状態で書いた記事にほとんど熱量はない。達成が主目的になっていたため、内容にはそれほど注力しなかったためだ。とはいえ、世界に記事を公開する以上は、誰かの目に止まる可能性がある。自分の書いた記事を貴重な時間を使って読んでもらえるのは嬉しいけれど、熱量のなさが伝わった瞬間に読者が離れることも理解していた。だが、目的を達成するためには、是が非でも0時までに更新しなければならない。葛藤を抱えながら文章を綴るのは苦痛でしかなかった。毎日更新は自分のために始めたはずなのに、いつしか苦しみの要因を作るものと化していた。その状況を変えるために、当日の0時までに更新というルールを廃止した。

途轍もなく気が楽になった。自らを縛り付けていた枷の重さに気づいた瞬間に体が羽のように軽くなった。たった一つルールがなくなっただけでこれほどまでに気分が変わるのかと大いに喜んだ。以前までのルールを廃止して、寝るまでに更新すればいいという新しいルールを作り、そこから毎日更新が容易になった。毎日更新は苦痛ではなく、歯磨きのように欠かさず行わなければ気持ち悪いものになっている。そして、昨日1700日という節目を迎えられた。

毎日更新は誰かのためではなく、自分のために始めたものである。書いた記事が誰かの元に届けばいいという思いでいつも執筆しているのも事実だ。誰かから反応をもらえると嬉しいし、励みになっている。書いた記事が誰にも読まれないとは、この世界に存在しないと同義だ。読まれなくていいのであれば、自分専用の紙のノートに書けば済む。読者が存在する以上は、その人に読んで良かったと思ってもらいたい。

やらない理由を探すのは簡単だ。道に迷ったときは、常にそれでいいのかと自問自答して、やる理由を見つけられる人でありたい。それでもやる理由が見つからないのであれば、潔く撤退する。人生は有限のため、どのように時間を使うかが大切だ。あと300日で2000日に到達する。そこにたどり着いた際に見える景色は一体どんなものなのだろうか。きっと素晴らしい景色に違いないと信じて、毎日文章を書いていこう。


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サトウリョウタ@毎日更新の人
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