天使と悪魔
なんだか朝から気分が乗らない。ああ、この周期がまたやってきてしまった。朝日を浴びても、散歩をしても、この気分は優れないまま。原因不明だから、もうどうしようもない。手の施しようがないとはまさにこのことだ。
月に何度か低調になってしまう日があって、こんな日は生きることすらめんどくさい。なにもしたくないし、誰とも会いたくない。寝ているだけで時間が進んでほしいし、もしくは元気になれるなにかが目の前にあらわれてほしい。
今日みたいな低調な日は。リフレッシュをするに限る。でも、ことは上手く運ばず、こんな日に限って、やることが盛りだくさんだ。いつも「これは試練だ」と思って、結局のところ、無理矢理やるべきことと向き合っている。モチベーションに左右されるぐらいの気持ちでやっているわけではないため、やるべきこととはちゃんと向き合っているつもりだ。
寝ぼけた頭で
なぜ低調なのかを考えてみた。もしかするとやることが多すぎるから、低調になってしまうのかもしれない。やることが多い場合は、脳内がパンクし、信号が停止する。「体が休め」と、信号を出しているんだろう。きっとそうだ。そうだと思わなければやってられない。
そして、すべてを投げてしまいたいという思考に陥ってしまう。これは、ネガティブな連鎖だ。すべての責任は、じぶんにある。とはいえ、仕事をしなければ、生活は成り立たない。独立して2年もたったのに、あいも変わらず休み方が、下手のままだ。仕事のスキルは向上したかもしれないけれど、休むスキルについては皆無だ。
でも、誰もが1ヶ月の中で、低調になる日が数日あるはずだ。ずっと良い波のなかを泳げるわけじゃない。もしずっと好調の人がいれば、ぜひともその極意の教えを乞いたいものである。
「休んじゃえば?」と「やらなければならないよ」が、脳内の中で喧嘩を繰り広げる。仲良くすればいいものの、どちらも自我が強いから、喧嘩に発展してしまうんだろうね。最終的にこの喧嘩を静めるのは、じぶんの役目だ。
じぶんの中の天使と悪魔を、共存させるために消耗する日々。そして、この生活は死ぬまで続く。生活を成り立たせるために、じぶんの中の天使と悪魔とうまく付き合わなければならない。
この戦いをうまく戦い抜けますように。
これまではたくさんの壁を、根性で乗り越えてきた。でも、これから年齢を積み重ねると、根性だけでは生きていけないため、うまく生きる知恵とやり方を、ちゃんと身につけられますように。