去年と同じ失敗を繰り返している

関西に帰ってきたが、この時間まで仕事をしている。全然仕事が納まらない。ふと去年はどうだったのだろうと記事を読み返していると、見事に同じ状況だった。つまり同じ轍を踏んでいるということだ。僕は過去から何も学んでいない。でも、今の状況は嫌いじゃなかったりもする。その理由は、自分を必要としてくれている人がいるためだ。仕事がある状況はとてもありがたい。個人事業主になりたての頃は、ほとんど仕事がなかった。さまざまな企業に営業をしたし、個人事業主仲間に相談もしていた。当時の仲間たちも同じ状況の人が多く、作業会と称して作戦会議を決行していた。無駄だったとは思わないし、あの頃はあれで良かったんだと
思う。

当時一緒にいた人たちとは久しく会っていないけれど、たまにLINEのグループが動くことがある。大阪から離れた人、結婚した人、自分でお店をオープンした人などさまざまだ。それぞれの道を歩んでいるが、皆が頑張っていることを知るたびに、自分も頑張ろうと思える。あの頃と比べると、たくさんの仕事を経験できるようになった。ライターから派生して、編集者になった。社内の評価制度を整えたり、新人さんの教育を担当させてもらったりしている。

正直、失敗だらけの毎日だ。周りの人のサポートがあるから何とか成り立っているけれど、自分のポンコツ具合には嫌気が差す。少しずつできることが増えてきたと思いはするものの、上を見ればキリがない。もっと自分に優しくすればいいと何度も言われたことがある。その言葉に甘えたい気持ちはあれど、それは自分のためにならないのだ。僕は大のめんどくさがりで自制しなければ、サボるのが目に見えている。そこから逃れるために、やらなければならないことで日常を埋め尽くしているのだ。とはいえ、年内に仕事を納めるようにはしたい。去年と同じ轍を踏んでいるのは流石にまずいと思った。今年もあと少しで終わりを迎えるけれど、明日には仕事を納めて、笑って年越しができるようにしたい。