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読書好きにとって残酷すぎる法則(と、速読)
もともと読書が好きなんだけど、ひとつ気づきました。
それは、
世界中の本は読みきれない。
ましてや日本中の本も。
そしてさらに、
手持ちの本や電子書籍すら通読することはほぼ不可能。
ということ。
かなり整理してるし近年はなるべく本を増やさないように努力している。
でも指輪物語やナルニア国物語など積読のままの本多数。
電子書籍なんて書籍よりもバーゲンセールが多くてしかも合本版とか買っちゃって1冊2000ページ以上あるものもゴロゴロある。
しかもプライムリーディングで無料でいくらでも読める。
もうこれは、手持ちの本をすべて通読するなんて不可能と諦めている。
読書好きが一生憧れ続ける速読術。
僕は小学生から惹かれましたよ。
眼筋トレーニングみたいなヤツから。
高校生の時なんか怪しい速読術にも数回通いました。
速読術って読めるようで頭に入ってこない。
でもできたら最高って惹かれてしまう。
キンドル書棚のなかに『死ぬほど読めて忘れない高速読書』ありました。
こちらは実用的な内容。死ぬほど読めて忘れないほどでもないと思うけど。
要は、
本を読む前に目的をもつ
→3度に分けて流し読み
→目的に有効な箇所を理解する
→理解したことを踏まえて行動する
この一連の流れだと思う。
あとはなぜ高速読書なのか、どんなメリットがあるかなどの説明ページが長い。
特別な眼球トレーニングも、なんとなく読みたい箇所がわかるシックスセンスもいらない。
読書の前後が明確でわかりやすい。
すべての本に使えるわけではなさそうだけど、書棚の1/3くらいの本には有効だと思う。とくに自己啓発本やハウツー本。
も一度まとめると、こんな感じ。
①目的の明確化
②①に有効なコンテンツをみつける
③②を実際に活用する
逆にいえば自分にとって不要な情報は捨てましょうと。コンテンツの断捨離です。
僕は本をじっくり読んで楽しむ派だから長編ものはなかなか読み終わらない。
たとえば、こちら。
超面白い。
世の中たくさんの成功者がいるけど、彼らの成功法則ってエビデンスあるの?って検証する1冊。
ワル?いいやつ?どっちが成功するって話で、海外の刑務所や大航海時代の海賊の方がじつは公平な組織だ(った)って話とか、めちゃくちゃ面白い。
が、長いんですわ。523ページ。翻訳ものあるあるだけど。
海外本ってハードカバーで500ページ超とか当たり前にあるけど、みなさんちゃんと通読されてるのかしら。
こういう本も上の高速読書が有効そう。
いまこちらの本を試しに高速読書中。
めちゃくちゃ長い1100ページ超。
SNSで歴史改竄が問題となってるし、ある意味こちらも旬。
コテンラジオで高杉晋作編をききました。
幕末、波乱に満ち満ちていて面白い。
というか当時の若者の命の短きことよ。
ほんとにこの時代に日本に生まれてきて良かった。
歴史を知るたびに痛感する。
これまで無事生きてきただけで満足。感謝って気持ちになる。
さてさて黒船がやってきた!を黒船側からはどう見えていたのかって視点が面白くてチョイスした一冊。
これを高速読書、してみます。
長い。Kindle端末で読んでるからページ送りも遅い。
そして無理しない。前半までざざっとみて飽きたら途中でもやめる。
あとザッピングしてる時、慣れないスピードで本をめくってるから体が緊張してます。
なるべくリラックスした状態で意識をボーッとした状態で読むじゃなく見る感じでしたほうが、リラックス効果で視野も広くなるし漢字も拾いやすくなるしいい感じ。
だから個人的には流し読みする際は、スピードや時間にこだわらず、リラックスできる速さで読むのがいいと思う。
こんな感じで、ために溜め込んだ本を積読したまま進捗ゼロで終わらせないために、『死ぬほど読めて忘れない高速読書』は参考になります。
テーマがかたい、重い、読むのがしんどい作品のハードルを下げてくれるのは嬉しい。
ざざっと読んで役に立ちそうな箇所が一つでも見つかったらもうけもの。
意外とつまらない作品だったってわかるだけでも良い。
逆にこりゃあ本腰入れて読まなきゃって本が見つかったら嬉しい。
200ページほどの自己啓発書系の積読本減らしにも最適な一冊かと。
ただいまのホットバイは、SNSでも話題になっていた現代のリアルプリンセス彬子女王殿下の英国留学記『赤と青のガウン』。
海外の空港でふつうは外交官がもつパスポートをプリンセスが出して、係の女性に「なんであなたがそれを?」って聞かれたときに、
返答に困ったが、「日本のプリンセスだから?」と正直に答えてみた。するとそのおばさん、3秒くらいの沈黙ののち「oh...」
ってもう、最高すぎでしょう!
この後も故エリザベス女王との会見の様子だとか、プリンセス目線の英国留学が存分に楽しめる。
また彬子さまの気さくで活発な性格が、まさに僕らがイメージするプリンセスそのもので、、読んでいてワックワクする。
え、あなたプリンセスなの???って相手がギョギョギョってするたびに笑えます。
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