【フランス産チーズ】 マンステールチーズのキケンな香り
はじめに
家族が伊勢丹 新宿店でやべえチーズを買ってきました。
その名もマンステールジェロメ。ナチュラルチーズと書いてます。
フランス産のチーズらしい。
オリンピック後、「フランス」でちょっと損してる気もする。
お酒飲まないし食通でもない僕ははじめてみるチーズ。
こちらに詳しく説明されてました。
ここまではよろしい。修道院で手間暇かけて作られていたそうな。
しかし!「外皮と中身のギャップが魅力」の項!!
「香りはかなり強く、上級者向け」
好きなチーズはチェダーチーズというチーズ初心者に、なんといきなりの上級者向け!
これは大丈夫なのか、嫌な予感しかない。いざ開封。
くさい
化学の時間でせっかく学んだにおいの嗅ぎ方、忘れていたよ。
開封してかなり至近距離でにおいを嗅いで、相当くさい!
なんだろう。今まで経験したことのないにおい。
もう忘れちゃったけど職場でくさやを焼いたときですら、ここまで強烈じゃなかった気がする。
足のにおいとか××のにおいとか、そういう例えを超越したにおい。
これは相当やばい。
見た目もやばい
このピンク、お風呂場で掃除サボったときの色ですよね。
トイレやお風呂場、キッチンのシンク周りで、しばらくお掃除サボった後に見たくない色してます。
このピンク色。やばすぎる。。
が、カットしてみるとモチモチッとクリーミーな白色。
中身はカマンベールチーズみたいで美味しそう。
さて、これを口に入れる勇気はあるか?
そりゃありますよ!
家族は丸一個購入!伊勢丹!これで2000円!
食べずに終わるには勿体無い。
最高に美味しい!!!
めちゃくちゃおいしいです。なんなの?
はじめての香りと味のハーモニー。
詐欺レベルの外観とお味のギャップよ。
内側のカマンベールっぽいところはかなりマイルド。さらににおい、否、香りのハーモニーと共に別次元の味の奥深さを感じます。
伊勢丹で買ったフランスパンに乗せて、うまい!
サラダと一緒に、うまい!!
野菜たっぷり丁寧に作ったトマトパスタと一緒に、最っ高にうまい!!!
一緒に食べるものを2ランク以上に格上げしてくれるこのチーズ。
フランスパンと一緒に食べるとホテルのちょっといいお食事のお味。
家庭的なパスタと一緒だと、ここは日本じゃない気分。
海外でお食事して、あきらかに日本では入手困難な食材の味と香りがするときの、あのエキゾチックな体験がわが自宅でできちゃう。
これはよいチーズです。
先人よくこれ食べたよ
おひとつ2000円ってさすが伊勢丹価格と思ったけど、もともと塩分強めなのでそれほど量は食べられない。
美味しすぎていろんなものにあえてすでに半分ちかく食べてしまったけど、それでもまだ半分残っている。
これだけで食べて、まだまだ楽しめるって、2000円ならお得にすら感じる。
このチーズ、最初に口にした人、偉人です。
納豆を最初に口にした人同様、感謝せずにはいられない。
においと味が密接につながっているのはわかるけど、くささと美味しさって、頭がバグるというか理屈がよくわからない。複雑ですよね。
基本的にくさいものはいたんでる時のヤバいサイン。でもその先に美味しさに繋がってるという。
体臭はもともとフェロモンだった、に通じるものがあるのか。マンステールチーズよ。
開封したら密閉容器にいれないと冷蔵庫のなかがエライことになります。
ここはパッキン付きの無印さんのホーローの出番です。
この子は四角い。冷蔵庫のスペースも四角い。収納時にいい仕事してくれますよ。
カットしたマンステールチーズを入れた容器。
使用後はすみやかに洗いましょう。
シンクに置きっぱなしにしたら部屋中たいへんなことになりましたよ。